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【毒親日記】「ほんと、苦労してない手だね〜」なぜかディスられるわたしの手。
こんにちは。
親の毒を愉しみ尽くす、アラフィフ美人(自称)の佐賀子です。
今日は、ヤバ母のわたしの「手」をみると
よく言っていた一言についてお話しします!
さてさて、ヤバ母は
「わたしの手」がどうにも目につくらしく、
「何もしていない手だね」「苦労してない手だね」
とよく言ってたんす。
まぁ、、これって10代に対する褒め言葉ともとれる。
・細くて華奢だわ〜
・若くてツルツル
・水を弾く肌!
完全に若さと美の象徴♡ってことでいいんだよね?
でも、ヤバ母的には批判の対象。
そして、必ずセットで始まる自分の手の自慢タイム!
「ほら!見て!この手を!」
「この働いてる手を見てよ!」と。
...はいはい、26歳年上なんだから
そりゃそうでしょうよ〜(白目)
ひたすら伝わってくる
「わたしは働いているの!わたしは頑張ってるの!
わたしをもっと認めてほしいのーーー!」
わたしだって、家の手伝いもするし、学校生活も頑張ってますし、
それなりに悩んで生きてるのに
「苦労していない」認定っすよ。
ヤバ母で一番苦労してるっちゅうの!
ヤバ母の嫉妬みたいなものも、あると思うんですよね。
自分で細くて指の長い手の娘を産んだんじゃん!
わたしのせいじゃないって感じっすけど
そういうの、わからないんすよね。
ヤバ母らしさ、全開っす。
ほら、わたしはわたしで「苦労してない」「頑張ってない」って言われると
面白くないっていうか、ムキになるっていうか
「わたしだって頑張ってるよ!!」って
わかってほしいじゃないっすか。
当時、若かったんで。
でも、その頑張っている証が「厚めのシワのある手」だとしたら、
わたし、それ、欲しくないんすよ。
母親に認められたいけど、
そのために必要なものは欲しくない。
「欲しいもの」を得るために、
「欲しくないもの」「いらないもの」にならなければいけない。
欲しいけど、欲しくない、、
欲しくないけど、欲しい、、
こんなヤバ母の価値基準で認められたいとなると
すごい面倒くさい!
結局、こんなジレンマの中で、
「苦労人の手」にすることで認められることは諦めていくんすけど、
ヤバ母に合わせていたんで、
こういう「欲しい」けど「やだ」っていうのが多くて、
だんだんと欲しいものを取りにいくっていう感覚がなくなっちゃって
だんだんと「欲しい」っていう感じが、わからなくなっちゃったんす。
もうね、超灰色っす。
欲をなくすって、自分をなくすことと同じ。
原動力をなくすことと同じだわって思いますわ。
...ねぇ、みんなも似たような経験ありませんかね?
親に認められたいけど、でも、それならいいや、
でも、やっぱり諦められない、どうしよう!?みたいな。
ほんと、自暴自棄になるっすよねー。
次回は「ヤバ母の心はいつも実家にあります」です!
お楽しみに♡
心からの愛と毒を込めて
佐賀子より
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