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【毒ムスメ日記】お風呂の中でこっそりチョコレート。小さな幸せをありがとう。
チャオ!さが子です♡
今日は、わたしの秘密の「幸せタイム」のおはなしだよ!
ねぇ、佐賀子さん。
あたし、お風呂の中でチョコレート食べてたの覚えてる?
「ええ、もちろんよく覚えてるよ。4年生の時からじゃん」
そう!さすがだね!
ホワイトチョコが好きだったー!
わたし、あの時だけが幸せだったんだ!
「知ってる。お菓子作り用のゴッツイやつね。
クランキーチョコとか、すぐ溶けちゃうし、なくなっちゃうから、
co-opでゴッツイの買って、こっそり食べてたんだよねー」
そうだよ、ふつうの板チョコだと
すぐ手がベタベタしてきちゃうんだもん。
「机の引き出しにゴミを隠して、よく怒られてたわよね〜」
でもね、止められなかったの。
だって、お風呂の中だけが安心で安全な場所だったんだもん。
誰も入ってこないし、誰にも邪魔されないの。
「だよね。家の中は殺伐としてるし、
怒鳴り声とか聞きたくなかったしね。
風呂ならさ、よかったよね」
うん。お菓子食べるなって言われても、無理だよ。
わたし、あの時だけが幸せだったんだもん!
「うん。食べるなっていうならさ、食べなくてもいいように
ヤバ父と仲よくしたり、わたしや弟たちに優しくしろって話でさ。
あの虚しさを埋めてくれるのが、チョコレートだったから、まぁ無理よね」
そうなの!一瞬でいいの。
幸せな気持ちになれればいいの。
落ち着いていられる場所が欲しかっただけ。
「ねぇ、さが子。
チョコの代わりに何が欲しい?」
うーん、、、
抱きしめて欲しいかな。
ぎゅーってして欲しい。
「だよね。スキンシップが欲しかったのよね。
肌に触れて、撫でられて、
そういう安心感て欲しかったよね」
うん、あと部屋の中がピリピリしているのが
もう、本当に嫌!
弟もそうだったって言ってたけど、
わたし、緊張しまくりだったもん。
ほんと、チョコのおかげで生きてこられたの。
だから、チョコレートには感謝してます!
「そうね。わたしたちの小さな救世主だったわね。
特に、ホワイトチョコ〜♡」
あ!!今度、一緒にお風呂にチョコ持って入ろうよ!
「えっ!いいね。
また、チョコをお風呂で食べちゃうか。
今ならチョコだけじゃなくてポテチも持っていっていいよ。笑」
やった!!
でも、わかってないな〜。
ポテチなんてどうでもいいの。
パーティーがしたいわけでもないわけ。
また、チョコを食べるからいいんじゃん!!
エモいっていうんだよ!
「あ、そうなの?」
やっぱ、大人はわかってないわ〜。
みんなもさ、子どもの頃にさ、
「ダメだ」と思ってたけどやめられたかったこと、
あれ、マジで大事だから。
だから、いいんだよ!
よかったら、ダメだと思ってたけど
今思えば生きるために必要だったかも!ってこと、
コメントに書いてみてねー。
じゃあまたね!チャオー!
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