人生で一番うまいシリアル、"ケロッグ玄米グラノラ香ばしきなこ"さんについて語らせてくれ
君はシリアルが好きだろうか。そう、朝食に食べられたりするあれである。
私は結構朝をシリアルにしていて、いろいろなシリアルを食べてきた。チョコ味、フルーツグラノーラ、いちごグラノーラ、玄米フレーク、などなど。
とはいえ、それぞれのシリアルにはいろいろいろ欠点があり、定まることがなかった。
▼シリアルの欠点
・甘すぎる
・なんかすごく固いなにかが入っている
・いらない奴が入っている
・高い
・飽きる
・いらない奴が入っている
ところが、それらの欠点をすべてクリアするシリアルをみつけた。
今までの二十数年のシリアル人生のなかで、過去類を見ない、最高にうまいシリアルを見つけたのだ。私はもう、これを生涯ベストのシリアルとする。
それがこれだ。
「「「ケロッグ 玄米グラノラ香ばしきなこ」」」
やばい…これは……やばい。
語彙力を失う、マーヴェラスなおいしさが彼女にはつまっている……
この"ケロッグ玄米グラノラ香ばしきなこ"さんがあまりに素晴らしすぎたので、この場を借りて、皆様にお伝えさせていただく。
①甘すぎない
そう、こいつは甘すぎないのである。
べとべととした砂糖をまぶした甘さは一切なく、玄米と大豆がつくるほんのりとした自然な甘さなのだ。
ていうか、きなこの味がする。きなこ(砂糖なし)の甘さなのだ。
さらにいえば、このフレークもなかなか憎たらしい。
私は"ケロッグ玄米グラノラ香ばしきなこ"さんに出会うまで、玄米フレークを食べていたのだが、玄米フレークというのはべたべたしないなんとなーくただよう甘さがするのである。そう、あえていうなら食パンを食べたときの、遠くにある甘さというところだろうか。
とにかく自然で、さりげない甘さなのである。
シリアルのべたっとした甘さが無理…という人は一度試してみるといい。朝にふさわしい、重くない、それでいてやさしい甘さなのだ。
②噛み心地が良い
このシリアルには、大豆、あずき、カボチャの種という豆が三種もはいっている。これだけで大変体に良さそうなのだが、大切なのは体に良さそう感ではない。
「噛み心地」である。
噛み心地を説明するために、皆さんに"ケロッグ玄米グラノラ香ばしきなこ"さんの内容物の構成についてざっくり説明しよう
▶玄米のフレーク:パリッ
貧弱、すぐふにゃふにゃになる。噛みやすい。
▶シリアルパフ(ポン菓子的なやつ):ふわっ
ふわふにゃする。大部分を占めており、あごに負担を与えることなくするする食べられる。きなこ感をだしていて好き。
▶大豆:ぼりぼり
でかい。スプーンの中で明らかに存在感をはなつ。ボリボリ食べるが、ボリボリしている間に大豆の香ばしさが鼻腔に広がり、このシリアルの中でも「あたり」みたいなポジションをしめている。もっと増量してほしい。
▶あずき:ぽりぽり
豆。お手玉にはいっているような固いあずきをイメージしてしまうが、意外とサクサクいけるやつ。あんまり味しないしわかんない。噛み心地要員
▶かぼちゃのたね:ぱりぱり
種。量はそれほど多くないのだが、こいつのおかげで歯ごたえの中にもちょっとした緩急を与えてくれる。ただ味はあんまりしないしよくわかんない。噛み心地要員
既に勘のいい人はお気づきだと思うのだが、食べてスプーンで掬うのが楽しくなるような個性的なメンツで構成されているのが、こちらの"ケロッグ玄米グラノラ香ばしきなこ"さんなのだ。
この「ぼりぽりぼりぼりぼりぱりぽり」とした噛み心地を是非一度味わってほしい。
③コスパが良い
"ケロッグ玄米グラノラ香ばしきなこ"さんと先ほどから読んでいるが、いうて彼女の構成は、
「玄米フレーク」+「大豆系のナッツ」(+「ポン菓子」)が混ざったものである。
これを一度に、他のド派手な甘いグラノーラと同じ価格帯で我々消費者は手に入れることが可能なのだ。しかもちょうどいいバランスで。
さらに素晴らしいのが、大型スーパーにも並んでおりいちいちECで頼む必要もないということだろうか?送料もかからず、いつでも私たちはこのハイパー最高においしいシリアルを摂取できる。
パーフェクトだ、パーフェクトだウォルター
ありがとう。
ケロッグさんありがとう。
私は今日も毎日"ケロッグ玄米グラノラ香ばしきなこ"さんをいただいております。
終売にならないように、ロングセラーとなり、私が明日も、一カ月後も、一年後も、十年後も購入できることを切に願っております。