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絵描きじゃない人のための、noteアップのすすめ
あなたはイラストが描けるほうだろうか?
本職のイラストレーターかという質問ではない。
ちょっとしたお絵描きができて、デフォルメ化した動物やら人物、カリグラフィーなんかがかけるのか?という質問だ。
私の感覚だと10人に1人くらいは、ちょっとしたお絵描きができる。
10人に1人くらいは、人生のどこかで美術部にはいったり、うっかりアニメや漫画にはまったり、うっかり好きなイラストを模写したりして結構かけたりする。
ところが、オタク以外になるとイラストをSNSにアップする人は結構少ない。
Pixivはオタク向けという感じだし、Twitterはオタクか本職のみなさんばかりという感じで、それほど上手くなくて、オタクじゃないひとの居場所がない。そういう人が育つ場所というものがない。
もちろんTumblrやTwitterにアップする人もいるのだが、そういう人はすでに十分絵が上手いし、もしくはどんどん上手くなる練習をしている本気の人の感じ。いいねがつこうがなかろうが、描くことへのモチベーションが非常に高い。
むかしちょっとかじっただけ。絵のうまさの向上はそれほど目指していないけど、ちょっとどこかに発表したい。
でもInstagramには完璧な美しいものだけをアップしておきたいし、一日に何度も投稿しづらい……
そんな技術が半端で、モチベも半端な人におすすめなのが、noteでイラストアップである。
私はこれがなかなか性に合っていたらしく、いまのところほぼ毎日iPad に絵を描いてはアップロードしている。
noteにイラストをアップするにはいくつかメリットがある。
・イラストを批判してくる怖い人がいない
・適度に見られていない
・いいねがついていなくても気にならない
・みんなのフォトギャラリーにアップできる
この中でも一番重要なメリットがみんなのフォトギャラリーである。
この機能は、自分の投稿した画像をnoteのカバー画像用に提供するというものだ。これが適度に絵を描くことへのモチベーションに繋がっいる。
上手いかで評価されるのではなく、「使ってもらう」という評価があるからだ。
これはなかなか他のSNSでは感じることができないものである。
noteのカバーに使われることに必要なのは、イラストのうまさとか、美しさではない。誰かにとって、誰かのnoteにふさわしいと感じてもらうことだ。
この事に気づいたとき、お絵描きという世界に、もう一つの評価軸が増えて奥行きが増えたように感じた。
重くのしかかっていた、絵がうまくないやつはアップするなという思い込みからちょっぴり自由になったのだ。
それに驚いたこともある。「誰かの創作活動に貢献する」ということが、実はとても満足感があるという事だ。
無論、自分が何でもイラストを安売りしているのではない。ボランティアをすすめるわけじゃない。もしイラストの仕事をうけたら、しっかり報酬はいただく。
もしあなたがプロとしてイラストを受注するつもりなら、自分の作品の出し方には十二分に考えて出すべきだろう。
ただnoteのこの機能は、PixivでもTumblrでもTwitterでもInstagramにもなかった「創作することの価値」を可視化している。
あなたが何かを描きたいという想いがすこしでもあるなら、一度試してみてもいいかもしれない。
私の書いたカバー画像は、みんなのフォトギャラリーでsagakoと検索するといっぱいでてきます。
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