【社員インタビュー】テックブログ運営メンバーのエンジニアにインタビュー!熱い想いを聞かせてもらいました
こんにちは!セーフィーでエンジニア採用を担当している小柴です。
今回はSafie Engineers' Blog!を運営している開発本部のエンジニアである、河津さん、柏木さん、大林さんにインタビューしました!
どういった活動をされているか、どんな想いをもって運営を続けていらっしゃるのかをアツく語っていただきました。
メンバー紹介
▼河津 正和(開発本部 第1開発部 サーバー第1グループ)
▼柏木 直諒(開発本部 第3開発部 AI Visionグループ)
▼大林 史佳(開発本部 第3開発部 業務システムグループ)
セーフィーのテックブログとは
ー「テックブログとはどんなものか」をお聞かせいただけますでしょうか
河津)元々私が担当する前、2020年頃開設されたと聞いています。
その時は、有志のメンバーで月1回程度技術の話しや社内でこんな開発をしています、などセーフィーのエンジニアの情報を発信する場として活用していたようです。
今もそれは変わっておらず、一時ブログの運営をお休みしていた期間もありましたが、2021年9月に本格的に再スタートしました。
定期的に、組織の話や社内で行っていることなどを記事にして発信しています。
ー他の皆さまも有志で参加されているのでしょうか?依頼があって始められましたか?
河津)個人でエピソードが違うんですよ(笑)柏木さんどうですか?
柏木)僕ですか(笑)
当時谷口さん(現VPoE)や森本さん(CTO)がやる気のありそうなメンバーをかき集めてできたのが始まりでした。
それから1年ぐらい経った時に、もっと規模を大きくしようとなり自主的に参加してくれるメンバーを募ったという経緯です。
ー柏木さんが参加された時はご自身の強い思いがあったのですか?
柏木)入社したときに、横のつながりが少ないと感じたんです。
前職も今も画像系の開発に携わっていますが「他の部署はどんなことをしているんだろう?」とわからない部分がありました。
他の部署の方のことも知りたいのでテックブログをもとに技術的な交流が深められたらいいなと思ったのがきっかけです。
それによって、お互いの知見を深められる場にできたらいいなと。
それがモチベーションです。
ー大林さんはいかがですか?
大林)私は自主的ではなく、森本さんにお声掛けいただいたのがきっかけでした。
モチベーション面でいうと、セーフィーに入る前の転職活動中にいろいろな会社のテックブログを見ていました。
そこから会社の雰囲気や文化を読み取ることができたので、セーフィーでもそれができたら面白そう!と思いました。
また、初期のころのテックブログに自分が執筆したことがあって、それがきっかけで他の記事も読んでみて、自分の担当以外の技術のことはあまり知らないなと気付いて、この機会に他の方々の記事に積極的に触れることで学びを得られるんじゃないかと思ったのもモチベーションのひとつでしたね。
ーきっかけは受動的でも、そこから自分は何がしたいか何ができるかを考えて取り組まれているのは素晴らしいですね。
運営に参画されている方は流動的なのですか?
河津)入れ替わりではなく、2021年に僕たちでスタートしました。
その後、2022年の7月に3名新しく運営に参加いただきました。
最近は、今後も続けていくために運営サイドの変化も必要だよね、という話もしています。
なので、今後は運営する人もローテーションしたり増やしていきたいです。
どんな活動をしているの?
ー具体的な活動についてお伺いします。更新頻度やテーマなどはどう決めていますか?
河津)ある程度は事前に全体のスケジュールを組んでいます。
「こんな記事があるといいね!」とアイデア出しをしたうえで、その中からいいなと思ったテーマをピックアップして合いそうなメンバーに「記事を執筆してもらえないか?」と打診しています。
その流れを各メンバーで分担しています。
もちろん、業務と並行しながらになるので目標のタイムラインは設けつつも負担にならないよう調整しながら配慮して行っています。
執筆いただいた記事を溜めながら、月に2本リリースするペースです。
今後はもっと増やして行けたらなと思っています。
ー月に2本だとコンスタントな配信ですね。
河津)まだまだです。
他社のいわゆるテック企業はもっと高い頻度で更新されているところも多いので、個人的には週1本配信できたらいいなと思っています。
ただ、書ける内容やプロジェクトの進行状況や業務兼ね合いを見ると今はまだ十分な余裕がないのでゆくゆくはそこを目指そうというかんじです。
ーテーマにするヒント、アイデアのもとはどこから得ていらっしゃいますか?
柏木)いろんな部署、いろんなエンジニアの記事が出るようにバランスを考えています。
あとは新しいプロダクトがあればそれにフォーカスするなどしています。
河津)最近だと、会社としてテックイベントに登壇したらイベントレポートを出すことを定型化することも考えています。
ー今セーフィーがどんな動きをしているかが見えやすいようにしていらっしゃるんですね。
自分が知りたい情報を書いてほしいとかはありますか?
柏木)せっかくエンジニアが集まって活動しているので、エンジニアが興味ありそうな記事を書いてもらうというアプローチもありますね。
ー会議などは定例ですか?
河津)現状は不定期ですね。やり方は模索中なところもあります。
今は月2記事をさらに増やしていきたいので、案出しを充実させるようにしています。
溜めすぎても記事の鮮度が落ちてしまうので、必要なタイミングで実施している形ですね。
ー案出しの会議などは皆さんだけですか?部長の方に見ていただいたりされるのでしょうか?
河津)トップにはCTOについていただいてます。
基本的には自分たちで主体的に動いています。
部長にサポートいただくのは部署を跨いでメンバーに依頼したいときなどです。
おもしろさとやりがい
ー皆さんそれぞれにお伺いしたいのですが、ご自身が感じる面白いポイントややりがいなどはどんなところでしょうか?
河津)面白味でいうと、テックブログを運営するということそのものですね。
エンジニアの文化を醸成することだととらえているので、いろんな人が関わりあったりして記事が増えることで会社が盛り上がっていくことにつながると思っています。
柏木)いろんな部署の方と交流できることが面白さの一つですね。自分が読みたいと思った記事を書いていただくこともそうですし、知らないことを知れるしそれをきっかけに教えてもらったりなどしています。
運営に携わると自然と自分が執筆することも増えるので、「読んだよ!」と声をかけてもらったり閲覧数などを見たときにたくさんの人の目に留まったんだな、と感じられることですね。
ー交流の機会にもなっているのでしょうか?
柏木)記事の依頼をする時に初めて話しかけたり、それをきっかけに技術の話をしたりなどあります。
運営自体が他部署の方とも関わるので、自然と交流が増えますね。
大林)いろいろな記事を読んでインプットするだけではなく、運営するという立場に自分を置くことで必然的にたくさんの記事を読んでいることです。
普段の業務だけだと、他部署のエンジニアと関わる機会は多くないのでこれをきっかけに気軽に話しかけたりできるようになります。
ー他部署との交流が仕事に影響することはありますか?
柏木)はい、良い影響もあります。
私が書いた記事の一つにセーフィーにいるエンジニアを仕事とともに紹介するというものがあるんですが、他部署の方にインタビューして執筆しました。
それが採用活動でカジュアル面談をする際に候補者の方に会社を紹介するのに役立ちました。
河津)接点ができたことで、以前よりコミュニケーションが取りやすくなりました。
また、話したことがなかった方とも気軽に雑談できるようになりましたね。
ー河津さんはPdMにも携わっていらっしゃいますが、エンジニアへヒアリングしやすくなったなどありますか?
河津)企画の場面では対話は重要で、ヒアリングしたことを仕様に落としたりするのでそういう面でもコミュニケーションの役に立っていますね。
難しさもある
ー逆に、運営は大変だなと感じることは何かありますか?
河津)業務とのバランスですね。
運営上改善したいと思っていることがいろいろあります。例えば、公開前に記事のレビューをするんですが、個々で観点が違うので揃えていきたいですし、ブログ自体の見やすさを良くしたいなどです。
記事のリリースはできても読まれ具合などから次の記事企画に生かすようなPDCA的な動きにまでなかなか手が付けられていないのが現状の課題ですね。
今後は新たに体制を整えたりして解決していきたいです。
大林)記事執筆の進捗管理などはやるべきことなのでできるんですが、フローの整備やドキュメント化は後手にまわっています。運営メンバーが新たに増えたときなどにスムーズに共有できていないところが課題です。業務との並行なので、優先度が難しいなと感じることはあります。
柏木)会社によってスタイルが違うと思うんですが、セーフィー内でもどういうテックブログがいいのか?というのは議題になったこともあります。
レビューをせずにどんどん発信することで閲覧数を獲得する、という意見もあれば記事の質が高いことが大事という考えもあります。
どういうアプローチで何を狙っていくかは大変な部分もありますね。
今はレビューもしながら記事も増やす、両方で頑張っています!(笑)
やっててよかった!
ー面白いと感じることや課題感もある中で、やっててよかったなと感じることはどんなことですか?
柏木)やはり、「読んだよ」って声を掛けていただくときや「あの記事すごく役に立ったよ!」と褒めていただけるとき、自分が書いてほしいな読んでみたいなと思った記事を提供していただけたときはやりがいを感じます。
大林)私は直接聞く機会は少ないのですが、「面接した方がテックブログ読んだっておっしゃってましたよ!」と教えていただくこともあり、自分がそうだったようにセーフィーの採用面接を受けよう!と思っていただけている方の判断基準や役に立っているのはモチベーションになっています。
河津)うれしいなと思うことは、エンジニア組織、開発本部から発信をできるひとつのイベントになっていることです。去年(2022年)の12月にアドベントカレンダーを企画して全社へ展開したことが開発本部内でもいい盛り上がりをみせました。その盛り上がりが社内に伝わって、普段は表に出る機会が少ない開発部門も、様々な取り組みをしているんだなということがいろんな方へ伝えられたのはとてもよかったです。
ー盛り上がっていた様子は私も見ながら感じていました!
柏木)他にも開発本部会の中でもエンジニアブログの閲覧数などを報告するようになって、部内にも浸透してきましたが、もっと盛り上げたいです。
『セーフィーらしさ』
ー実際に運営に携わっていることで「セーフィーらしさ」を感じる機会はありますか?
河津)いろいろな記事が集まることです。他社でも、たとえばバックエンドとして様々な角度から書かれているものはありますが、デバイス、画像認識、AI、業務システムまで広い領域を持ちながら組み合わさっているのは特徴的だなと思いますね。
大林)個人の印象ですが、真面目な方が多いなと感じます。執筆を依頼して承諾いただいた方はみなさんきちんと準備をして時間をかけて書き上げてくださっているというのがとても伝わる記事ばかりです。
柏木)幅の広さもそうですし、CTOの記事もあったり、上司にも気軽に頼みやすい距離の近さはセーフィーならではだと思いますね。河津さんの提案で企画されたアドベントカレンダーは、25日分毎日違う人が書いた記事が出されたんです。他社でアドベントカレンダーをやっていたところもありますが、同じ方が何度か書かれていたりしたのでこの多様さを表現できるのはセーフィーだからこそだと思いますね。
ー私も面接などでお話を伺っていると、Webからデバイスあらゆる開発領域が揃っている会社はなかなか無く、自分の専門領域の近くで違う領域の開発を見ることができる、またそれにチャレンジすることもできるというのは魅力的だと言われることが多々あります。
面接を通じて社員の方々の人柄の良さを感じたとおっしゃっていただけることも多いですね。
今皆さんにお話しいただいたセーフィーの良さというのは社内の人も社外の人も感じている本質なんだなと思いました。
これからのチャレンジと溢れるアイデア
ーここからは、これからどんなことにチャレンジしたいか、こんなことやってみたい、できたらいいなと考えていらっしゃること、また、セーフィーに入ってきていただく方やどんな方にこの取り組みに参画していただきたいかなどを聞かせてください。
河津)セーフィーのテックブログがセーフィーそのものに興味のある方だけでなく、広くいろいろな方に見ていただけるコンテンツとして事業とともに成長していけるといいなと思っています。
大きな媒体になると、いろいろな方に記事を書いていただけるようになり、様々な技術領域が集まったものができてくるようになります。そうすると、記事執筆をお願いしている方だけではなく自ら「書きたい!」と手を上げてくれる方が増えたりしていいサイクルがつくれるといいなと考えています。
大林)仮に「セーフィー」が一般的な認知度が低かったとしても、エンジニア界隈では有名であるとか、そこに一役買えたらいいなと思っています。イベント登壇とテックブログを連携させたり、SNSを活用したりなどまだできることはたくさんあると思うので、いろいろな機会を活用しながら会社の技術的地位を上げていけたらいいなと考えています。
ー「あのテックブログってセーフィーだったんだ!」ってなるような、技術が先に認知されていて企業を知るっていうストーリーができたらかっこいいですね!
柏木)GitHubでコードを出しているんですが、セーフィーからコードを公開しているのは今のところブログだけなんですね。今はまだ少ないんですが今後どんどん公開していった先に、いつか多くの人が使える便利なコード、みたいなものが作れたりしたら面白いなと思っています。
河津)オープンソースいいですね!
柏木)スターがいっぱいつくような。
河津)めちゃくちゃいいですね。さらにセーフィーのエンジニアのブランディングにも繋がりますね。
ここに注目してほしい!
ーブログを見ていただいているエンジニアの方々に注目してほしいポイントはありますか?
柏木)いろんな部署の方々の記事があるだけに、専門的な記事もありながら違う分野の方が読んでもわかりやすいように書かれています。気軽に楽しんで読んでいただけると思います。
大林)技術に特化した記事やセーフィーのプロダクトにフォーカスした記事、社内のことを書いた記事などもあります。入り口は技術面でも別の記事を見てもらうとまた違った内容があり、様々な色を感じていただけるのは面白いと思います。
河津)連載記事もあるといいよねという話をしていて、実際に取り組み始めています。その中で、CTOの記事を展開しようとしています。今年はエンジニア組織について書いていただく予定で、セーフィーのことを知りたい方や入社したいと考えている方にも良い内容になるのではないかなと思っています。
ー様々な記事があるのはとてもいいですよね。テックブログでも、エンジニアでない方が読んでも面白いと感じられるのは素晴らしいと思います。
河津)そうですね。サービスに触れる記事もあって、「このサービスはこんな技術でつくられています」という内容になっていたりします。また、エンジニアが使っているツールを紹介していたりする記事もあります。
ー企画の方はもちろん、営業職の方にも役立ちそうな内容ですね!
河津)実際に商談の中で役に立ったという例もありました。私が書いたシングルサインオンについての記事があるのですが、先方が技術に詳しい方で「どういう仕組みになっているのか?」と聞かれた際にこのブログを提供したと聞きました。いろいろなところで活躍できる要素があるなと思っています。
ーいい製品を「買ってください!」だけではお客様の信頼は得られないですもんね。皆さんが日々ユーザーの声を聞いて開発に反映させている裏側も含めてプロダクトだと思うので、それが伝えられるのは双方に取って良いことですね。
一緒にやろう!
ー最後にお聞きしたいのですが、セーフィーに入社される方に向けてどんな方に運営に参加してほしいですか?
河津)発信するということにポジティブな想いを持っていらっしゃる方が良いですね。いろいろな方とやり取りをする機会もあるので、そういったところにも興味がある方。組織の雰囲気や文化をつくっていくことに取り組んでいただけるといいですね。
大林)会社のテックブログで記事を展開するというところに価値があると思うので、「セーフィーをもっとこうしたい!」という気持ちを大事にしていただける方だと嬉しいです。
柏木)やはりモチベーションがあるというのはひとつ大事ですね。チャレンジしたい気持ちとか。発表するというだけでなく、技術にもしっかり向き合える方だとさらに良いですね。
ーたくさんのエピソード、そして熱い想いをお聞かせいただきありがとうございました!
映像から未来をつくる
さいごに
セーフィーのカルチャーのひとつに「夢を語りまきこみやりきる」「三方よし」「異才一体」というものがあります。
まだ創業10年に満たない会社だからこそ、ビジョンを描き互いの良さや強みをぶつけ合いながらチャレンジをしていくことで、今より大きな利益をもたらしていくことができると思っています。
ただ仕事をする、自己研鑽をする、ということだけでなく、テックブログの運営ひとつからもプロダクトや会社への強い想いが生まれたり、組織一人一人の関わり合いが増えたり、新しい学びの機会になったりと、とても素晴らしい活動をされていると感じました。
ぜひセーフィーでたくさんの方のアイデアを様々な形で生かしてほしいと思っています!
セーフィーでは新しい仲間を募集しています!
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