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木耐博士Nについて

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サブスクで安価、使いやすい、分かりやすい、サポート充実、補助金利用OK!の「木耐博士N」。その各種内容について記事にしています。
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#耐震リフォーム

02_診断書作成+補強案(埼玉’72物件)

[ご質問・ご相談は、記事末尾の連絡先までお気軽にお問合せ下さい] このたびは弊社耐震診断ソフト「木耐博士N」にご興味・ご関心を持って頂きましてありがとうございます。 耐震診断書を作成するまでの流れを記事にしましたのでご精読ください。 【1】実物件を15分で本当に作成可能か検証! サンプルとして、埼玉県川口市の実物件の現地調査票を用意しました。 調査票は3枚で ①建物概要 ②1階平面図 ③2階平面図 となっています。 これを木耐博士Nで入力していきます。 パンフレ

05_補強する壁はN値で判断!

『耐震補強の3要素』のその②です 前回のその①は、耐震補強は強い壁を入れるだけでなく、柱の補強も必要であることを説明しました。 それと関連しますが、今回の解説は補強設計ポイント② 【1】N値を参考に補強する壁を決めよう! 耐力壁を出隅に設置されているプランをよく見かけます。 N値はどれくらいですか?と伺うと「何それ?」と反応されることも・・ 例えば下記の事例では、居間の左右の出隅部分にY方向2か所の壁補強が設計されています。ただそのN値をみると、4.52~5.56

06_偏心率(壁の配置)で補強壁決定

いよいよ『耐震補強設計の3つのポイント』その③を解説します。 その前におさらいです。 補強設計のポイント その① 柱の接合ランクに注目 補強設計のポイント その② 柱のN値をみて補強する壁を選定 この2つに加え、最後が要素が下記になります。 【1】重心と剛心のバランスで補強壁を決めよう! 例えば、下記のある有名人の家の診断書では、どの壁を補強すれば良いでしょうか? まずダメな箇所からご説明します。 重さの中心で赤色の丸印の重心が図面中央にあります。 その重心