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ゆふいんの森に乗ってみた

こんばんは。涼しくなってきたと思ったらここ数日夏日が続いて季節の変わり目のドラマティックさを肌で感じる今日この頃ですね。
さて本日は、先日乗車した「ゆふいんの森」について振り返っていきたいと思います。

ゆふいんの森とは、別府から博多を繋ぐ観光・特急列車のこと。私はもともと電車に乗るのが大好きで、一生のうちにできるだけたくさん全国の観光列車や特急に乗るという野望を持っており、旅行の中で電車に乗る時間を特別なものだと捉えています。今回の旅行も、このゆふいんの森という電車を知って、これは是非とも乗りたい!思い旅行のメインイベントとしたのでした。なおゆふいんの森はJR九州のHPから事前に予約することが可能です。とても人気の電車ですので事前予約は必須と思われます。

【15:45由布院駅到着】
湯の坪街道を観光したのち由布院駅へ戻ってまいりました。乗り込む前に駅構内の発券機で切符を発券します。ネット予約画面だけでは乗車できませんのでご注意を。そして2枚発券されますのでどうかお忘れなく(かくいう私は1枚だけ取って颯爽と改札へ向かい、後ろに並んでいた親切なお姉さんから1枚忘れてますよ!と助けていただいたのでした。感謝感謝でした)。いよいよ乗り込みます。

優雅さが滲み出る美しい車体です

余談ですが、私が目当ての電車に乗る際は、必ず指定席を取ります。予約なしで行ったが勝負、自由席で席取り合戦する労力を使わずに乗ったその瞬間から車内を満喫するためです。

私が乗車した日は金曜日でしたが、由布院〜博多間は8割ほど席が埋まっていたと思われます。

【15:56 由布院発】
いよいよ出発です。車内は深いグリーンを基調として、木の温もりとゴールドの装飾が相まってシックかつレトロな内装でした。

内装が好きすぎる…!!

椅子がふかふかで、窓は大きく切り取られており景色がよく見えます。あぁなんて贅沢な空間なんでしょう…。ここからは、私がゆふいんの森に乗車して感じた素晴らしい点について話します。

【車窓から見える緑、緑、緑🌿】
私は今回A席を予約しました。由布院から博多方面に向かう電車でのA・B席は、とにかく緑、緑、緑の景色が続きます。名所が観たい方や開けた景色が見たい方はC・D席に乗った方が良さそう。私が乗車した時間帯は西陽が激しく、どちらかというとC・D席の方が眩しい時間帯が長いように見受けられました。私はA席を選んで良かったと感じています。とっても。のんびりぼんやりと、この素晴らしい車内から自然豊かな山々をただただ眺める。贅沢な時間です。
途中の駅でゆふいんの森同士がすれ違う場面も胸が高鳴りました。

こちらの型も素敵ですね

【約9割の時間が圏外という素晴らしさ】
通信キャリアによって違いは出そう(私はUQ mobileユーザー)ですが、乗車の体感で約9割の時間は圏外だったと記憶しています。おかげで景色に集中することができ、一見不便なこの環境が、結果的にゆふいんの森乗車時間の満足度を格段に引き上げた、そんなふうに考えています。平日は怒涛の働きぶりを見せつける会社員であり、スマホから切っても切れない環境に身を置いているため、このような時間を持てたことが本当に心身のリフレッシュになりました。

【2号車のサロンスペース】
指定席のない自由にくつろげるサロンスペースがあるのも観光列車の醍醐味ですよね。自席から離れて車内を散策し、別の角度から景色を眺めることができるこの体験も大好きです。木のぬくもり溢れる全面ウッド調。艶のある手すりやテーブルのしつらえも大変優雅でした。

さて、あっという間に時は過ぎてゆき、自然いっぱいの雰囲気から、街の景色に変わっていきます。何の気なしに外を見ると、停車駅は「鳥栖」。「ん?鳥栖って…え、佐賀!?」驚きました。てっきり大分と福岡をつなぐ電車で2つの県を通るのみかと思ったら、なんと佐賀も通って行くんですね。いかんせん九州の土地に馴染みがないもので、とても驚きました。佐賀にもまたの機会に旅行に行こうと思っていたのですが、今回片足だけ?お邪魔させていただいた気分でした。

そんなこんなで2時間14分の旅もあっという間に終わりを告げ、博多駅に到着です。

最後に料金のおさらいを。
九州ネットきっぷで購入し、5,610円でした。
この金額で目的地まで連れて行ってくれるうえに、快適で優雅な時間を過ごすことのできる観光列車・特急。最高ですね!

ゆふいんの森、ぜひまた乗りたいと思うほど素晴らしい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。

次はなんの電車に乗ろうかな。わくわくしながら次の旅行の予定を立てることとします。

ではまた。

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