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うつ状態から立ち直りたい! 2024年10月に転機が訪れる。

 元気がなかった私を見かねてか、女房がWebで近所にある「○○○整体院」を見つけて紹介してくれた。ちょっと怪しい整体院だが、暫く通うことにした。

 ナント! 1回1万円だから10万円程かかるという。

 悩んだ結果、うつ状態だったので、何とか生活を改善したかった。だからワラにもすがる気持ちで通うことにした。貴重な年金をつぎ込んだよ(^_^;)

 さてさて、この治療費の効果をどのように考えるかだ。

 色々考えた結果、「問題は、この整体院が信用できるか否かではない。私の難聴や耳鳴りが改善できるか否かだ」とポジティブに考えることにした。

 行き着いた答えは、「耳鳴りを不安がらない。受け入れることで耳鳴りを軽く感じることができる。耳鳴りを完治することではなく「耳鳴りが気にならなくなることをゴールにする。

 耳鳴りと共存するつもりで取り組むのが最善である」と言うことだ。

 正直、9月迄は、うつ状態だった。

 しかし、いろいろ勉強してみると自分の生活習慣の改善でストレスが軽減できることが分かってきた。これを「健康改善計画書」に整理してみた。

 女房は「あなたって、本当に資料作るの好きだわね〜」とからかう。

 冗談じゃないよ。私は、うつ状態から立ち直りたいから真剣なんだ!

「健康改善計画書」

 「健康改善計画書」には、目標を設定した。何より自分の気の持ちようで乗り切れればありがたい。今日は、何だか元気だよ。

「健康改善計画書」で設定した健康改善目標
① 耳鳴りと難聴の改善
・耳鳴り:日々気にならなくなる程度
・難聴 :日常会話OK
② 治療後のストレス軽減
・明るく、楽しく、元気よく生活できていると日々感じること。

 私が救われたのは、がん治療の後は、自ら健康改善に取り組めば良いということに気がついたことだ。また完治では無く、「気にならない程度」という表現にした。気にならないということは、自分の気持ち次第ということだ。

 今迄悩んでいたことは、がん治療後の副作用の辛さと、がんの再発や転移を一緒に考えていた。副作用が続けば、再発にも繫がるのではないかと不安に思っていた。例えば、舌の両側がチクチクしていることだ。がんが舌に転移してはいないだろうかと不安になる。

 毎月の定期検診では、「異常なし」という結果だが、副作用を感じる度に不安になる。知らない間にストレスがかかっていたのだ。

 がん細胞が残っている限りは、再発はありえるだろう。しかし、今はその心配は無いのだ。このことを割り切れずに日々不安との戦いであった。

 医者から治療してもらうことと、治療後に自分の体をメンテナンスすることを分けて考えることに気がついたから、気持ちが少し楽になったのだ。
 例えば、虫歯は歯医者に行かないと自力では直せない。歯医者に行って虫歯を治療してもらったら、今後虫歯にならないように歯を磨き、口腔ケアを自分でやれば良いのだ。

 また虫歯になるか否かを不安に思ってストレスを抱えていては、楽しい日々は送れない。

 今考えれば、こんな単純なことに気づかずに、うつ状態になっていたのだ。でもこれが死の不安に直面した人にしか分からない事実なのだ。

 このことが理解、腹落ちできたことで本当に気が楽になった。

でも、ちょっと格好良く書きすぎたな。

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Learner Oshima【みっちゃん】
がんになってから、「お布施をすると気持ちが変わる」ことに気がつきました。現在「認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ」に毎月定額寄付をしています。いただいたサポートは、この寄付に充当させて頂きます。サポートよろしくお願い致します。