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ベター・ウォッチ・アウト クリスマスの侵略者 ネタバレあり感想

サイコパスホラー版ホーム・アローン

※本記事はネタバレありの記事になります。未視聴の方の閲覧はおすすめしません。

こんにちは、北上です。
今回は最近鑑賞した映画ベターウオッチアウトの感想を書いていきます。2024年9月時点でAmazonプライムでも配信されております。

本作はネタばれ厳禁!
こんな記事を書いててなんですが、本作はぜひネタばれなしで鑑賞してほしいです。
ちなみに私は事前情報で入れていたのは、ホラー版ホームアローン、胸糞映画という宣伝文句?だけ。
それを踏まえて途中まで以下の展開を予想してました。

①強盗に立ち向かう少年&女子学生のコンビもの(流石にひねりなさすぎ?)
②強盗騒動は悪友と男の子による自作自演だったが本当の侵入者は別にいて襲われる羽目になる、というパニックホラー。
③強盗の撃退方法がグロテスクなホームアローン。
レンガを投げたら血がドバーッと噴射する、ような感じ。過剰防衛になってしまって証拠隠滅に走る3人。
④悪友が暴走して2人をいたぶる

さて正解は…ベビーシッター対象の男の子がサイコパスで、ベビーシッターの女性と悪友、更にはベビーシッターの元彼に牙を剥く話でした。
私は終始このサイコパス少年にイライラしてましたね…

ホームアローンパロディ
ホームアローン作中で、強盗二人組にペンキ缶をぶつけて階段から落として撃退!というシーンがあります。
それを現実にやるとどうなるか。本編ではベビーシッターの元カノを椅子に縛り付け、近くの階段からペンキの缶を振り子のようにぶつけます。(このシーンは予告編でも一瞬写ってます)
この映画、直接なグロ描写は少ないです。その代わりこのシーンでは滴り落ちるペンキに血の赤が混じったことで、直接的にはないにしろ大量出血の様子や顔の状態などに想像が及ぶようになっています。

ラストシーン
悪友、その元カレ2名、そしてベビーシッターを手に掛けた男の子は証拠隠滅をし、何事もなかったように眠りにつきます。
帰宅し惨状を目撃、動転し息子の無事を確認する両親。母親から久しぶりに添い寝をしてもらい喜ぶサイコパス少年。
しかし、拘束に使われたテープを使い止血をしていたベビーシッターは一命をとりとめます。運ばれる救急車の中で男の子に向かい中指を立てる彼女。
彼女が心配だと言いながら両親へ明日、病院へお見舞いを提案する少年、という場面で映画は終了します。
なんとも後味の悪い終わり方ですが、そういう少年なんでしょう。またベビーシッター殺しに行くかもしれない。次のベビーシッターを手にかけるかもしれない。新しい友人を支配して思うままにするかもしれない。将来、母親に関わることで癇癪を起こして殺害するかもしれない。将来、また年上の女性を好きになって同じような罪を犯すかもしれない。 
続編が見たいような絶対見たくないような、なんともいやーな気持ちになる映画でした(褒め言葉)

総評
ネタばれなしでの視聴がおすすめ!鑑賞後に日本語予告編を見るとまた違う味わいがある映画です。

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