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Music ⁑ 『Spring / 海の風 / 月のぼうや』

2023年(春)にお披露目した曲たちのことを書いてみます。



● 『 Spring 』 (英語詞)

( Spring - カバーアート )

「そういえば春の曲ないな、作ってみようかな!」とふと思ったことがきっかけで制作したのが、タイトルもそのままの “Spring” という曲です。
春は、うとうとと眠たい時間が不規則に流れるイメージがあるので、そんな空気感をチェレスタという楽器で表現してみました。伝わっていれば嬉しいです。

もっと幻想的なサウンドを作れたらな〜と、制作後にある意味目標をくれた曲でもあります。


● 『 海の風 』 ( 日本語詞 )

( 海の風 - カバーアート )

『海の風』は、ハープの音色で穏やかな夏を表現したいなという思いから制作を始めた曲です。
前々からハープの音色を生かした曲を作ってみたいと思ってはいたものの、極端にも歌以外はハープの音色のみという仕上がりになりました。笑

サンプル映像には日本の夏を映すバージョンも作りたかったのですが、今回はお見送りとなりました。いい映像が撮れたら自分でも作ってみようかなと少し企んでいます。

この曲をきっかけに、個人的に考えさせられたのは SoundCloud でウクライナに在住の方がこの曲にハートマークを付けてくれたことでした。正直、嬉しいような切ないような、やるせ無い気持ちになりました。
言葉は分からないだろうけど、何もできない自分の曲が少しでも現地にいる誰かの癒しになれていたらいいなと願うばかりです。


● 『 月のぼうや 』 ( 日本語詞 )

( 月のぼうや - カバーアート )

この曲は大好きな文学作品へのオマージュ(のつもり)を兼ねて作ったものです。

一つは、デンマーク出身の作家アンデルセンによる『絵のない絵本』という児童書。そしてもう一つは、イブ・スパング・オルセン作『つきのぼうや』という絵本です。これら二つの作品の共通点としては、どちらの作家さんもデンマークのご出身ということと、そしてどちらの作品にも〈お月さま〉が登場することです。

歌詞に出てくる〈 月の "ぼうや" 〉というワードで連想しやすいのは "子ども" かも知れませんが、聴く人によってそこに当てはまる "誰か" は違うものだと思います。自分にとって特別な誰かや何かを〈 月のぼうや 〉に当てはめて思いを馳せながら聴いていただけると嬉しいです。*


紹介した楽曲は 著作権フリーの音楽サイトAudiostock にて販売中です。


[ 𖤐 配信は2024年からスタートです。]


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[ 2023年1月 Medium より ]


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