命を使う。
”Advent Calender冬_2024” に参加しています🎄
この企画はコーチングスクール THE COACH ICP™ のコーチたちが有志で参加し、12月1日～25日まで毎日バラエティ豊かな問いが与えられ、それから想起されることを自由に綴るというものです。
12月5日の問い
「今、あなたはどんな山を登りたいと思っている？」
全体テーマは「これまでとこれから」。
意識したつもりはなかったけど、気づけば「これまで」助けられてきたリソースを「これから」封印したい話に仕上がりました。
マガジンはこちらから📒（25日まで毎日の楽しみができた♪企画者のみどりんさん、まほさん、ありがとうございます☺️）
瞬発力というリソース
わたしは、何かやろうと思ったときの瞬発力には自信がある。いわば"強み"だ。
小さいことでいえば、
ネットで見た気になるレシピがあれば、1分後にはスーパーへ出向き、材料や調味料を揃え調理する。
「旅行に行く？」という話が出れば、話の最中にエアを手配し（しかも最安値で！）、ホテルもレストランも観光プランも完璧に手配できる。
大きいことでいえば、転職すると決めたその日にエージェントの登録はもちろん履歴書・職務経歴書は書き上げるし、100万近くするコーチングスクールの受講も悩まずGOサインを出せる。
とにかくこの一歩を踏み出すハードルが低い（というか、衝動性？）性質が、わたしの世界を拡げてくれている。
やりきれない罪（ザイ）
しかし、最近この「瞬発力」がわたしの悩みのタネなのだ。
例えば先ほど書いた気になるレシピ。食べたときの満足感はもちろんあるのだが、「いつ使うの？」というスパイスがキッチンに残り続ける。
「ワタシのこといつ使ってくれるの？」とスパイスが喋りかけてくるような感覚。
そして、ついに数年後の年末の大掃除で処分する。
もっとお恥ずかしい話、
CICPを取得してから
「よし、コーチとして発信だ！」とありとあらゆるSNSに手をつけた。
公式LINEも立ち上げた。
集客コンサルの方もフォローし、起業塾のようなものも気になって覗いた。
別で学んだブランディングも仕事にしたいな、と思い始めた。
手当たり次第に手をつける。
確固たる目的がないのでやりきれず、焦る気持ちばかり膨れ上がる。
何事も、始めたときの満足感よりも、やりきれない罪悪感が強まっていく。
数々の「やりきれない罪（ザイ）」を抱えて生きているのだ。
命を使う
そんなことをちょうど最近考えており、数ヶ月前にコーチからいただいた
「さえちゃんは何に命を使っていくの？」
というパワフルな問いが頭をよぎる。
わたしは「子どもたちの笑顔のために、幸せな夫婦を増やす」ことに命を使う。
でも、このままの「やりきれない」わたしでは、ただ言ってるだけ。願っているだけ。
「○○大学に入る！」と言って、過去問も、参考書も、開いて終わりになっているような状態だ。
擦り切れるほどに「これだ」と信じたものをやりきるのが、遠回りなようで最短のルートなのかもしれない。
改めて、いただいた問いに戻る。
「今、あなたはどんな山に登りたいと思ってる？」
「幸せな夫婦を増やす」という頂上を目指して登り切りたい。
命を喜ばせるために、使い切るために、ただ「登る」という自己満足では終わらせられない。
二児の母。時間は有限だ。
「やっておくと良さそう」なことではなく
「絶対にやらなきゃいけない」ことに全集中したい。
「後先考えず行動に移せる」というこのリソースはすこし引き出しにしまっておこうと思う。
2025年まであと26日。
来年のテーマは「深める」だ。
（ちなみに2024年は「動く」だった。）
やりきった先に出会える景色が楽しみで仕方がない。
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