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【infini∞手帳術-016】ワークショップ。

日記は三日坊主になりやすいが、忘れっぽい自分には手帳は不可欠なもので、今のルールに辿り着くまでにいろんな仕組みの手帳を使ってきた。
現在に近い状態になった数年前、どうも普通の手帳じゃないぞ?と思った同僚が、使い方を教えて欲しいと言ったことが手帳術講座という名のワークショップを始めたきっかけである。

最初は、教えると言われても自分が使っているルールを客観的にまとめるところからやり始めて、「自分以外の人が使う」という新たな視点から、汎用性があり、なおかついろんな状況に有意義だと思われるポイントをしぼって現在の講座(実際に目の前で作るのでワークショップでもある)をやっている。
自分が使う時にはもっといろんなルールやテクニックがあるのだが、2時間程度の中で、元のノートから使える手帳の状態にするため、最低限これが揃ったらスタートライン…というところで止めているという面もあるのだ。

数年前から少しずつ手帳に触れてくれる人も増えてきているのだが、思うのは「手帳に求める条件は千差万別」というところだろうか。
途中自由に質問してもらったりしているが、疑問に思ったり、こういうことはできないんでしょうか?…と聞かれることは本当に多岐に渡っていて、そのたびに新しいアプローチが生まれているのも確かなのだ。
たぶん1年前に作った人が受けた講義と、今では「新たに取り入れたこと」「やらなくなったこと」がどっちもある状態で、さらに手帳術講座をやるごとに新たなアプローチが生まれていると思う。
だから、1度聞いただけで使い始めることができるお手軽さは変わらないのだけど、使ううちに出てきた疑問や工夫をどんどんフィードバックしてくれるとありがたいなと思う。
ゆくゆくは利用者同士の発信によって新たな技が生まれていってもおかしくないと思うのだ。

現に、利用者の何人かは、自分の使いやすさを工夫して、見事はカスタマイズ具合を見せてくれたりもした。
それは自分ではやらない事だったりもしたので、ニーズの多様さとそれにどんどん答えていける手帳形態に、この講座をやってよかったなとも思う。
とにかく自分の脳を「記録保存に使わない」ということ、覚えておかなくてはいけないことは、すべて付箋に書き出して、いつでも再アクセスできる状態にすること、そうすれば自分の頭の中は「新たに出たアイデア」と「新しい情報を見聞きする場」に変えることができるのだ。
いわば段ボールだらけの倉庫から、人が集まるサロンに脳が変化するようなものだ。

先日も来年に向けたワークショップのスタートを切り、講座を受けていただいた方々一人一人が全く違う思いで、全く違う手帳を作り出していた。
自分の中にも、それを踏まえた新たなアイデアが湧いてきている。
現在の講座&ワークショップ形態は、一旦今年いっぱいで終わるつもりだ。
来年からは、また新しいアプローチに変えようと思っている。
もっと自由に気軽に取り入れられるものにしていきたいのだ。

というわけで、今週末がトータル8か9回目のinfini∞手帳術講座の日。まだお席には余裕がありますので、お問合せくださいな。
あと講座は10月と11月の2回を残すのみ、毎回最大5名なのでお問合せご予約はお早目に!

で、毎回毎回、「こんな方法あったんですね!」と言われて、単純にうれしがってるのだった。ポイントは何も難しくないので、ちょっと始めてみませんか?

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