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「予想通りの検閲事件 」毎日ショートエッセー:古い羅針盤141章

見識者の多くは歴史を学べと繰り返す。人間は愚かで間違いを何度も繰り返すので、過去を学び返せと主張するのだ。私はこれにずっと抵抗してきている。確かに私は無知で、古典も歴史書も読みが足りない。が、それと同時にこの流動的な社会で今、起きている各事象、各事項についても理解が不足している。それは教養の無さである。否、知らない事が多いという認知である。更に、歴史とは時の権力が後世に語り継ぎたい善き事のみを記させている可能性が高い。故に、話半分、カルピスのように6倍希釈し、他の見識も確認する必要があると考えている。但し、他の見識を過去に遡って検索するのは不可能だから、やはり歴史は眉唾物であるという理解だ。「「武漢日記」が消された日 中国から始まったある言論弾圧」:マイケル・ベリー、 竹田純子氏を読んでいる。

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