「2024.08.04」週刊書評まとめ:古い羅針盤141章
先週の評点:
「金融ビジネスはどこへ向かうのか: 5つの進化ドライバーでひもとく中・長期戦略」(◎):モニター デロイト, 中村真司他、「図解入門業界研究 最新不動産業界の動向とカラクリがよ~くわかる本[第4版]」(◎):磯村幸一郎、「不合理な原子力の世界 ー行動科学と技術者倫理の視点で考える安全の新しい形ー」(◎):松井亮太, 大場恭子他。
いずれも、ノンフィクションだったが、面白い内容だった。特に金融ビジネスや不動産は法人のメインワークに成りつつあるので、参考にしてゆきたい。原子力の不合理さも安全と安心の語彙の違いが大き過ぎて、過大な期待と、一方で傲慢且つ欺瞞の絶えない某電力会社の体質とのミスマッチがこれからも永遠に続く気がして、背筋が寒い想いがした。
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