「国政の大欠陥 02」毎日ショートエッセー:古い羅針盤135章
失われた30年というデフレ経済。それを脱しようと失政が展開された、この10年。先人たちは歯を食いしばって確保していた円というステータス。おろかなアベノミクスで、今や80円だった為替は150円に劣化し、二度と戻る事はないだろう。そして、それに比例し、国力と共に国民の給与は益々低下し、少子高齢化を更に助長している事は、以前の「財政爆発 アベノミクスバブルの破局 (角川新書)」:明石順平氏の紹介で述べた通りである。加えて、住宅問題。持家・核家族という汎用モデルでは対応できない社会構造に変化した今、自助、共助だけでは無理な所まで、我が国の住宅構造にまで及んでいるのだ。「「仮住まい」と戦後日本」:平山洋介氏を引き続いて読んでいる。
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