「時空を読み取る」毎日ショートエッセー:古い羅針盤136章
ウシは一度食べた植物を、何度も消化させるという。咀嚼と言われる行為である。特徴的な消化機構に拠るものだが、その段階でゲップが出て、地球温暖化に影響すると言われている。この咀嚼効果。文章の読み直しなら、校正と言った方が良いだろうが、私は殆どそれをしない。エッセーを書くにも、小説を書くにも、感じた事を、あるいは前夜頭に浮かんだことを素直に書き記すタイプだ。推敲に推敲を重ねるプロの方々とは違う点だ。加えて、書評、詰まり、賢者が書く書籍をベースにエッセーを毎日書くので、読む時間が不足する場合(概して全てに渡って熟読不足)は、どうしても、校正にまで手が回らないのだ。
ここから先は
694字
最後までお読み頂きありがとうございました。よろしければ、サポートお願いします。文献購読&調査等に活用致します。