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「虚構故の深淵」毎日ショートエッセー:古い羅針盤129章

以前、このブログで度々取り上げ、且つ、氏の連続本とも言うべき、「緋の河」「孤蝶の城」を氏の傑作と評したことがある。と言って、好きなのではない。氏の作品では、「俺と師匠と・・・」が一番である。が、一人の女性(元男性)の人生をここまで突き詰めて描けるのかと嘆息した想いがある。で、今回の始めてとも言えるエッセー集。「妄想radio (レディオ)」:桜木紫乃氏を読んでいる。

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