「トラウマの不動産投資 1」毎日ショートエッセー:古い羅針盤130章
私くらいに人生を長く過ごすと、山あり谷ありである。特に失敗談には限りがない。ここ数年調子の良い金融投資も、過去安愚楽牧場詐欺事件で大損を被り、暫し投資トラウマの大きな要因でもあった。又、書籍で多く見掛ける不動産投資も、あのバブル崩壊前に購入したマイホームの長期に渡る不良資産化は、現在もなお。不動産トラウマとして、心の棲みついている。そのせいか、今の程よい田舎での持ち家生活を除けば、ず~っと借家住まいだったし、根っからの根無し草性格が、転々と住居を変更する事にも繋がっているのだ。とは言え、時代は変わり、生活主体が家人や息子を中心となれば、より都心を目指すべきだし、実家戻りは中々家人の賛同も得られないので、新たな不動産購入も考えだしている。但し、その視点は法人として考えた場合の利点があるかどうかに絞っている。個人で持つには、持ち家が良いか賃貸が良いかの二者択一の議論が発生するが、法人の場合はCFを産むには、どうしても賃貸が主体となるのは当然だ。例えば、オーナーである私が法人から賃貸物件を受け取るという考えも節税面からは必然の論理なのだ。「一生お金に困らない家投資の始め方」:永野彰一氏を読んでいる。
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