「睡眠と言うマジック」毎日ショートエッセー:古い羅針盤133章
理想の睡眠とは如何なるものか?この答えは明瞭だ。意識が自然と無くなることであろう。死と類似の感覚だろう。寝るように死にたいとは、万人の願いでもある。では、この睡眠をどう手に入れるか?は古今東西、中々最適解がない。人それぞれ、老若男女それぞれだ。当然、地政学も関係する。年がら年中太陽が照り付ける赤道直下に住む人々と、ほぼ一年中沈まぬ太陽の下で白夜を暮らす人々では、同じわけがないのだ。さて、昨今、認知症の予防や治療に、改めて睡眠の効用が取り上げられるが、中々睡眠を常に満足できるように取れる現代人は少ない。一番の障害はストレスであろう。至近な事例はスマホやSNSといったエンターテイメント媒体の増加かもしれない。常に身近に置く悪習から、人々は中々逃れられないのだ。「眠りのさじ加減 65歳からのやさしい睡眠」:三橋美穂氏を読んでいる。
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