偏差値57の逆襲
偏差値-学生時代にそれは常について回る。
統計に詳しくないが、偏差値は母集団によって変わるという。が、私の偏差値は67~57をウロウロしていたと思う、67は高校受験、57は大学受験だ。生来の勘の良さを活かして高校受験まではなんとかなったが、大学受験になると相手が全国区になり、勉強時間が元来短い(集中力はあるが続かない)私はあえなく落ちこぼれた
さて、会社を辞めたいが今いる会社は世の中には知られていないものの、その筋の人が見れば有名企業であり、やめるのはもったいない気持ちもかなりある。会社の知名度もさておき、この何年かで人間関係はかなり出来上がっており、信頼する先輩たちがいる。仕事に興味を失いつつあるし専門職でもないが、職業的なプライドだってもっている
と、色々思ったが、一度辞めたいと思うともう無理だ。色々な企業の話を聞き始めてしまった。しかしながら、どうせ環境を帰るなら、給料も上げたいし、やりがいも欲しい。幸いにして、今の会社での経験が役立つのか、少しレベルを上げた、今よりも有名な会社に入れそうな雰囲気が出てきた。稼ぎが上がるのは嬉しいし、イヤイヤ行った海外経験も役に立つようでうれしい
そう、これは落ちこぼれた私の逆襲なのだ。大人になって偏差値どうのこうの言うのはダサいが、その価値観で今日まで走ってきてしまった。偏差値57のまま終わる自分ではいたくないのだ。偏差値64くらいまで戻したい。この世の中なんて自己満足なのだ。偏差値64まで戻してマンション買って結婚して子供はどっちでもいいけど(出来たら欲しい)ぬるぬる仕事する、それでいけないとは誰も言えないだろ。
偏差値57から逆襲するために、今日も私はエージェントと電話をし、webテストを受け(まだあるんか。。という気持ち)、職務経歴書をアップデートする。お高く留まっている会社を目指しているせいか、芳しくないけども何とか前を向く。スマホゲームではなく、勉強もする。なぜか転職活動を軸に、ちょっとだけヘルシーな生活になっている。なんだか活気もついてきて、テーブルに花を飾ったりもしている。桜を飾ったら案外元気で、何故か葉桜の状態になったがこれはこれで良し。1年の始まりが思いのほか明るいものなのである。
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