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2021/8/5 揚輝荘

21年夏の思い出ふりかえり。
毎夏恒例、文化財建造物巡り。

名古屋のレトロ建築と言えば、
覚王山にある揚輝荘。

インスタに載せきれなかった写真はタンブラーかノートに投稿しますと言って半年以上が経ちましたね...てへ。

夏は懐かしい季節だから、暑過ぎて意識も朦朧として(危険やん)(すなわち夏バテやん)後から振り返る「あの夏の記憶」は全て幻のよう。そんなわけで、こんな素敵な場所には涼しい季節に行くよりも真夏の方が、ノスタルジィに浸れるんだと思うの。

揚輝荘 南園 聴松閣

名古屋市千種区
大正〜昭和初期構築
名古屋市指定有形文化財

聴松閣のある南園は入場料300円、北園は無料です!

大正から昭和初期にかけて、松坂屋の初代社長によって構築された別邸。かつては各界の要人や文化人が往来する迎賓館、アジアの留学生が寄宿していた場所でもあって、大正浪漫はもちろん時折アジアンテイストな情緒も感じられる内装。

各国様式がミックスされつつ床や壁、建具などなど至る所に細かな拘りと当時の職人の意匠が施されていて、どこを見渡しても惚れ惚れ...。

地下トンネルの入り口、
「オラ、ワクワクすっぞ!」じゃない...???

彫ってます。凝ってます。
このタイルの床よ❤︎

(最近、谷崎潤一郎の陰翳礼讃を読んだ話もいつかしたいな〜。)

貸切状態だったので、ガイドの方にたくさんお話聞かせていただきました。秋は外観の赤い壁と紅葉の組み合わせがとても美しいそうで、その景色も見てみたい🍁

そして北園へ。

(なんか言っとるぞ〜。)

揚輝荘 北園

侘び寂びな雰囲気。
夏らしい、きらきら水面の動画はぜひインスタで✨

覚王山自体初めてに近くお散歩したんだけど、実店舗を開くなら覚王山がいいな〜と思ってしまうほど、どこか文学的な香りが漂う落ち着いたまちでした。覚王山の歴史をとても身近に感じさせてくれた揚輝荘、またいつか、次は秋に行けるといいな。

今年の夏はどこにタイムスリップできるだろうか!
夏になる前に京都に行きたいんだけど...。

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