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「なんでもいい」と言わせて

夕飯前の会話。
母「今日夜、何食べる?」
子「なんでもいい〜」
母「(なんでもいいが一番面倒なのよね...)」

デート中の会話。
男子「何食べたい?」
女子「んー、なんでもいいよ!」
男子「じゃあイタリアンのこのお店行こ!」
女子「...イタリアンの気分じゃないなぁ」
男子「(じゃあ何食べたいか言ってよ...)」

こういう話、どうやら「あるある」らしく、昔からよく聞く。
「女子の言う"なんでもいい"は、絶対、なんでもよくないはずだから要注意!」とかね。笑

こういう話を聞くとき、あーめんどくさいなーと思ってしまうのだけど、なんでかというと、大抵わたしが「なんでもいい」と言うときは、ほんっっっとになんでもいいからだ。ほんとのほんとに、なんでもいい。もっと率直に言うと「どうでもいい」ときもよくある。

こだわるところはもちろんたくさんあるけれど、こだわらないところは本気でどうでもいいしなんでもいい。家族や友人・恋人が何かこだわりがあるのであれば、それを優先してくれていい。好きにしてもらえれば、それでいい。自分がこだわりたいところは、しっかりはっきりと「こうしたいから」と言うか、勝手にそうする。

でもそんな性格、お互いによく知った間柄でないとわからないものなので、私が「なんでもいい」というと、大抵気を使われてしまう。本当になんでもいいのに、何回も聞かれてしまったり、遠慮しなくていいよ、と言われたり。

だから、いつも結構はっきりと「ほんっとになんでもいいよ。ほんとに。何か希望があったら、ちゃんと言うから、ほんとに」とめちゃくちゃ念をおして、「気を使われている空気」から解放してもらう。自分がばっさりはっきり率直に言いたいし言ってもらいたいタイプだから、そういう風に気を使われるのが苦手なのだ。申し訳なくなってしまう。

だから、私が「なんでもいい」と言うことは、許してほしい。あとで、文句言ったり、しないから。そんなに、わがままじゃないから。。(という、わがまま)

Sae

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Sae
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