私の「青の時代」
12月になると、なんだかいろいろ締めくくりたくなる。
今年起きた出来事とか、見た映画とか、読んだ本とか、食べたものとか、子どものこととか。
とにかく何かを総括する文章が書きたくなって、授乳している間にnoteを開いてポチポチ文字を打つ。
ということでnote連続更新3日目。すごい。こんなの久しぶり。
私の中で、12月はクリスマスに向けてワクワクしながら店仕舞いをする、という感覚。
「はい、もう今年は終わるよ〜。あとは部屋を暖かくして飾り付けして美味しいもの食べてだらだら過ごすよ〜」モードに突入。
秋が一番好きだなぁと思いながら過ごしたけど、実は冬も結構好き。
「寒いよ〜」と言いながら私の布団に潜り込んできて、嬉しそうに長男がハグしてくれたり。
天気予報を見ながら「雪降るかなぁ」「雪積もったら巨大すべり台つくろうね」と話したり。
自分へのクリスマスプレゼントは何にしようかな〜とネットサーフィンに興じたり。
そう、ネットサーフィン。
飽きもせず今年もzozotown徘徊が捗った。
お洋服って、見てるだけでハッピーになる。
今年は産後ダイエットに意図せず成功したので、サイズの合わない服をわーッと捨てて、新しい服をいろいろ買った。
ブラウン、グレー、ブルー、3枚ともノースリーブ!笑
小物はグリーンで揃えて。
夏場暑すぎて袖を引きちぎりたくなったので、袖のない服を買い揃えた。青は似合わないので避けていたけど、なんか最近私の中でブルー系のブームが来ているので挑戦してみた。そしたら、そんなに似合わないってこともなく素敵に着られてお気に入りの一枚に。
親子3人ブルーで揃えるのも楽しかった!可愛い!
そういえばiPhoneSE2からiPhone13 miniに買い替えたんだけど、これもブルー。
誰か反応してくれるかな...という期待を込めてスパイダーマンのステッカーを貼っている。
(今のところ「スパイダーマン好きなんですか?」って声かけてくれる人はいない)
つい最近、秋冬用のアウターも新調。2着も買っちゃった。
これまたブルー系。
写真より実物の方がもうちょっと青みが強いかな。すごく可愛いんだ〜。
ダッフルコートって基本ずっしり重いんだけど、これは軽くて暖かいの。
そして何より私に似合う。
なんでかな。少し前までは洋服や小物は赤とかピンクとオレンジばっかりだったんだけど、今年はブルーに目が行った。
昔は似合わなかったけど、今はそんなに似合わないってこともなく着られる。
気持ちの問題かなー?
......と疑問に思って、軽く調べてみた。
↑こちらのサイトから抜粋させてもらいました
なるほど。そう言われると当てはまる気もしてくる。
孤独とか悲しみとかをずーっと感じながら、それでも冷静に自分と向き合う努力をしてきた2022年。
ピカソの「青の時代」は、友人の自殺を境に始まったという。(諸説あり)
西洋美術では当時、青は「神の色」であり、負のイメージを持つ色ではなかった。むしろ、「高貴」や「希望」を感じさせる、プラスのエネルギーを感じさせる色だったらしい。
その青で描かれた悲哀や孤独、貧困といったテーマの絵には、そこに描かれた人の心に宿る「自分と向き合うエネルギー」や「未来への希望」を感じることができるのかもしれない。
今年は私にとっての「青の時代」始まりの年だ。
だけどそれは決して負のパワーで満ちたものではなく、この深い悲しみや不安の中で、自分と向き合い自立しようとするエネルギーの青。
今はその心の赴くままに、綺麗だと思った青を愛でよう。