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ご当地ステッカー販売開始のお知らせ

なんと、なんと、このたび私のデザインした佐渡ステッカー全4種が商品化されて、販売開始となりました!盛大な拍手!!

通知表で3か4しか取れなかった美術。一度も入賞したことがない芸術分野。
我が人生においてこんな報告ができる日がくるとは夢にも思いませんでした。

描き始めたら楽しくなっちゃって調子に乗って4種類もイラストを描いたら、全部採用してもらえました。そして驚きのスピード感で印刷、販売準備が進み。営業も全部やっていただいております。私は本当にただ描いてデータをお渡ししただけです。
私一人の力では絶対になし得なかったことを実現してくださった関係者の皆様に、心から御礼申し上げます。

ゴールしました!みたいな雰囲気で書いてるけど、実際はスタート地点です。これから販売していく商品ですからね。
どんな反応が待ち受けているのか、正直ビビり散らかしています。

そもそもなぜステッカー販売に至ったかというと、きっかけはTwitterでした。

「さどっちゃらんど」という、オリジナルキャラクターのグッズ販売をされている事業者の方からDMをいただき、「地元の活性化のためになにか一緒にできたらいいですね」というお話をしていた流れで、ステッカーのデザインを一任していただいたのです。

↑画像クリックで公式Twitterに飛びます

さどっちゃらんどさんからは、2024年7月に4種類のオリジナルキャラクターステッカーが販売されています。佐渡島内のお土産屋さんに並んでいるので、見かけた際はぜひお手に取ってみてください。

私はたらい ぶねお推し


「さどっちゃらんど」は、STAND IN(新潟市、佐渡市で主に活動)さんの手掛ける地域活性プロジェクトです。

「ドキドキ、ワクワク、楽しいをテーマとしたことをやる会社」であるSTAND INさんの事業は、どれも地域に密な活動です。


地元のお祭り運営代行、民泊開業準備、ステッカー販売、インターネットラジオ、などなど。
地域に根差し、まだこれから新しく展開していく、希望に満ちた会社です。

私はその活動テーマである「ドキドキ、ワクワク、楽しい」であるとか、地域貢献したいという想いに強く共感し、とても前向きな気持ちで今回ご一緒させていただきました。

先ほど紹介したキャラクターステッカーの売上の一部は、新潟県トキ保護募金への寄付に宛てられているとのこと。
素晴らしいではありませんか。地域貢献の志と、有言実行される姿勢。
今回お声掛けいただいて一緒にお仕事できたこと、とても光栄に思っています。

デザインの話をちょっとだけ。

まず最初に描いたのは宝石のような島でした。

長男が宝石好きでキラキラしてるものに惹かれがちなので、宝石みたいな佐渡島を描いたら「可愛い」って言ってくれるんじゃないかと思ったのがきっかけです。
ゴシック体や明朝体だとイラストに合わないので、文字の書体やちょっとした遊びにもこだわりました。

次に、定番のトキで一つ。佐渡といえばトキですもんね。

初期のデザインはトキとお米と「佐渡島」の文字を詰め込んだものでしたが、既視感のあるデザインだったので、ガラッと変えました。
世界遺産登録が決まった佐渡金山と佐渡の星空を背景に、ちょっと洋風な感じに仕上げています。
実は周りの白枠なしで背景全面ネイビーのつもりで入稿したんですが、私の伝達ミスできちんと伝えきれず、今回は白枠ありのステッカーになりました。仕上がったのを見せていただいてからミスに気付き、猛反省。データ作成の勉強不足でした。
何事も初めてのことには、こういった事態はつきものですね。次に生かします。
でも白枠ありのバージョンも可愛いでしょ?私はとても気に入っています。

3つめに、「小さな佐渡モチーフを輪っか状に並べたい!」という突然の欲望が湧き上がったので、その気持ちの赴くままに描きました。

あれもこれも入れたいという欲張り心が、ギュッと詰まっています。
サコッシュとかTシャツに印刷しても可愛いんじゃないかな。いかがでしょう?

そして最後に、海外ステッカー風にしたいという思いで佐渡金山(道遊の割戸)を描きました。

シンプルだけど目を惹くものにしたくて、パキッとした色合いにしました。

田舎のお土産屋さんであまり見かけないテイストのステッカーにしたい、というのが4種共通の狙いです。あと単純に私の好み。

販売枚数や売り上げ額といった数字で結果が出るのが、怖くもあり楽しみでもあります。どうかなぁ。
佐渡観光の思い出として、手に取ってもらえたら何よりの幸いです。


以下、余談となります。お時間ありましたらお付き合いください。

2020年4月に、こんなnote記事を書きました。

今から練習したところでたかがしれてるのかもしれないし、本当に生まれつき脳の神経系がおかしいんだとしたら無駄足になるんだけど、そもそも絵を描くのが楽しいと思えるのは人生で初めてなので、楽しいと思えるうちは勉強を続けようと思います。

続けて良かったね!
勉強したというより、描きたいものを描き続けたという感じだけど。

細かいところ雑だったり間違ったりしてても、たとえ反応が薄くても、「描いたよー見て見てー!」をやり続けた。
そしたら私の絵をいいねと言ってくれる人があらわれて、今日この日につながった。奇跡なんですよこれは。

チャンスは、準備された心に降り立つ。

細菌学者パスツールの言葉だけど、人気漫画「ハイキュー!!」で引用されたから知ってる人も多いかな。(私もハイキュー大好き)

まさにそれなんじゃないかなと思う。

いつかチャンスが訪れた時に、それを掴む準備は出来ているのか?ということ。
チャンスが来ないよ〜とただ待つのではなく、チャンスが降り立ちたくなるような人になること。
土台を作り、自ら動き、ふとやってきた誘いの手を取る勇気を持っておくこと

なーんてかっこつけて言ってる私ですが、実は最初、あまりの自信の無さに断ろうとしていました

同じく地元でイラストやデザインの仕事をされている方はたくさんいるし、ど素人の私が先輩方の足を引っ張ることになるんじゃないかと不安で。また、依頼してくれた方に期待はずれだと思われるのが怖くて。

失敗するのって、怖いよね。

だけどそんな私の背中を押してくれたのは、他でもない、私自信が積み重ねた4年間でした。

「あれ描いてみたいなぁ」の気持ちを実現してきたこと。
私の描いた絵をいいねしてもらったり、好きだと言ってもらえたこと。
いろんな描き方や塗り方を楽しみながら試行錯誤してきたこと。

note記事のヘッダーに私の描いたイラストを使ってもらった回数は、いつの間にか3,000回を超えていました。これは驚愕の数字。

たくさん使ってもらっている画像もあれば、一度も使われていない画像もあって。
需要やクオリティの差が数字に表れているんだなと、素直に受け取っています。

失敗も成功も、どちらも挑戦しなければ生まれない結果。失敗を怖がってたらチャンスを逃しちゃうかもしれない。それってもったいないよね。
この4年間の私の挑戦が、私自身を強くしてくれました。

というわけで、この挑戦をさらなる成長につなげて、またワクワクすることに飛び込んでいく勇気を育てたいと思います。

以上、長い長い余談でした。
しばらくはTwitterやinstagramでちょこちょこ宣伝していきますので、よろしくお願いします。

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ななみ
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