片頭痛は治らない
片頭痛が始まって6年が経った。
今年は夏頃から特に体調を崩し、インフルでもコロナでもない39.5度の発熱で1週間ほど寝込むような状態が2ヶ月連続で発生した。(いずれも検査済み)
熱が下がっても頭痛は治らず、ほとんど毎日片頭痛薬(スマトリプタン)と痛み止め(ロキソプロフェン)と酔い止め(メトクロプラミド)を飲んでいた。
筋トレしてもジョギングしても頭痛がくれば寝込むので体力が付かず、むしろ落ちていく一方だ。
頭痛は突然やってくる場合もあるので、それが怖くてどこに行くにも億劫になっていった。
次第に自己決定が殆どできなくなっており、何かを創造するような気力も何かを楽しむような余裕も全くなくなっていた。
とにかく日々をやり過ごす。それだけでもう精一杯というところだ。
そんなわけで精神的にもすっかり参ってしまった私は心療内科に行くことになった。
結果から言うと鬱病など病名が付くことは無かったのだが、ひとまずジアゼパムという抗うつ剤を朝夕飲んで様子を見ることになった。
今は薬の効果か単に気持ちが沈んでいるのか自分ではうまく判断がつかないのだが、常に浅い微睡の中にいるような状態で日々を過ごしている。
片頭痛については注射型の新薬を試すことになった。しばらく月に一回打ち続けることになるらしいのだが、1本13,000円ほど。私にとっては馬鹿にならない出費だ。
就寝前にデパケンという薬も飲んでいる。これも片頭痛の予防薬として使われているらしい。効果があるのかないのかまだよくわからない。
私の体の状態はより悪化の一途を辿っているようにも感じる。私は現実を受け入れなければならない段階に来ている。
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