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【気になった新聞記事】女性取締役、社内昇格1割止まり~育てよ現場の実力派
北海道在住の鶴木貞男@コンサポ登山社労士です。
北海道小樽市にある「つるき社会保険労務士事務所」で特定社会保険労務士として社労士業務を行っております。
先日の日本経済新聞で、「女性取締役、社内昇格1割止まり~育てよ現場の実力派」という記事を読みました。
女性取締役の現状と課題に対する考察
記事の要点まとめ
最近の調査によると、日本企業における女性取締役の社内昇格率はわずか1割にとどまっています。
取締役会で女性の数が増えているとはいえ、依然として多くの企業は社外からの女性を取締役に迎え入れており、女性取締役の中でも弁護士や会計士といった士業出身者が多く、ビジネスの現場を熟知した女性リーダーはまだ少ないのが現状です。
この背景には、男女雇用機会均等法の施行から数十年が経過した今でも、男性中心の新卒採用が長く続いたため、社内での女性幹部候補の層が薄いことが挙げられます。
2021年のデータでは、日本の管理職に占める女性比率は13.2%であり、他国に比べて大きな差があります。
しかし、ここ数年で女性リーダーの育成に力を入れる企業も増えてきました。
例えば、デロイトトーマツグループと「社外取締役女性ラボ」による「Toget-HER」プロジェクトが今年の10月から始動します。
これは、現役女性経営者たちが後進の育成をサポートするプログラムで、メンターシップを通じて女性リーダーの成長を促す取り組みです。
日本企業における取締役会での女性の割合は、2024年7月時点で16.9%と増加しており、政府の目標である2020年代後半までに30%達成を目指しています。
しかし、現場経験のある女性が取締役に昇格する割合は依然として少なく、男性社会でのキャリアパス構築にはまだ多くの課題が残されています。企業内部で女性リーダーを育てるための体制や文化の整備が必要です。
社内昇格ではなく社外からの女性リーダーが多いという現状は、女性リーダー層の厚み不足を反映しており、企業は今後、内部での女性育成に一層力を入れる必要があるでしょう。
外部からの圧力も強まる中で、社内で実力を備えた女性リーダーを増やすことが、企業の競争力を強化するために不可欠です。
感想など
現場での経験がいかに重要か、この記事から改めて感じました。
私も30年近くの人事・労務経験を通じて、現場での対応力の大切さを学びました。
特に、男女問わず人材育成の場に立つことの責任感は強いものです。
私も同じように、後進の育成に関わってきたことから、こうした女性リーダーの育成がいかに企業の成長に貢献するかは、よく理解できます。
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