【気になった新聞記事】北海道大学 就職、道内につなぎ留め~ラピダス進出 追い風に新産業育成、役割担う
北海道在住の鶴木貞男@コンサポ登山社労士です。
北海道小樽市にある「つるき社会保険労務士事務所」で特定社会保険労務士として社労士業務を行っております。
先日の日本経済新聞に、「北海道大学 就職、道内につなぎ留め~ラピダス進出 追い風に 新産業育成、役割担う」という記事が掲載されていました。
ちなみに、「北海道大学の宝金清博学長」となっていますが、正確には「北海道大学の寳金清博総長」です。
旧帝国大学(北海道大学、東北大学、東京大学、京都大学、大阪大学、名古屋大学、九州大学の7つ)のトップは、「学長」ではなく「総長」となっております(私立大学の一部もですが)。
しかし、新聞ではなぜか「学長」と表記されます。なぜかはわからないのですが、今度知り合いの記者の方に聞いてみようと思います。
(北海道のアカデミア最前線) 北海道大学: 新産業の育成で就職を道内に繋ぎ留める(記事の要点)
北海道大学の宝金清博学長(正確には寳金清博総長)は、ラピダス社の進出を受け、最先端半導体人材の育成を強化する方針を示しました。
現在、北大の学部卒業生の道内就職率は3割にとどまり、新産業の育成が急務とされています。
特に、半導体関連企業の進出が進む中で、学生にとって道内に魅力的な就職先を提供することが、大学の重要な役割となっています。
北大はラピダス社と協力し、回路線幅2ナノメートルの半導体開発に向けた研究や人材育成に取り組んでいます。
これは、従来の産学連携とは異なり、実績のない企業との連携であることから、即戦力となる人材を育成するという新しいチャレンジでもあります。
九州でのTSMCの進出により、熊本大学が半導体人材の育成で先行していることに触れつつ、北大も同様の取り組みを進めています。
また、台湾の陽明交通大学との連携も進んでおり、半導体関連人材の育成強化に取り組んでいます。
しかし、北大には半導体関連教員のリソースが不足しており、これが人材育成の課題となっています。
また、学部卒業生の多くが道外出身であることから、道外への流出が問題視されています。
道内就職率を高めるためには、地元に残りたくなるような就職先を提供する必要があるとしています。
感想など
北大が地域経済の発展に貢献しようとする姿勢には共感します。
私も長年にわたって北海道大学で働き、多くの学生が道外へ流出してしまう現実を目の当たりにしてきました。
これまでの経験を活かして、地元企業との連携を強化し、道内での魅力的なキャリアを提供する取り組みを支援したいと感じます。
地域に根差した産業育成が、若者の未来を切り開く大切な一歩となるでしょう。
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