サンデーサイレンスの奇跡の血量が爆発する!第73回阪神ジュヴェナイルフィリーズ(G1)
今年から何となく始めてみたPOG。ベルクレスタ、ステルナティーアと2頭も出走することになった今年の阪神JF。
応援したくなる気持ちもあるが、2頭ともにここまでの経緯と前走の重賞レースでの敗戦から、G1を勝つイメージは薄くなる。
やはり狙いは、サンデーR2頭出しのウラで、C・デムーロにノーザンが用意したキャロットFのナミュールと言いたいところだが、それでは穴党の私の出番は無い。
結論から言うと、岩田望来の初重賞制覇はここだ!
今年ずっと岩田望来の初重賞制覇を追っかけて痛い目にあっているが、こここそ狙う。
というのも、昨日父である岩田康誠が金杯以来の重賞を勝った事でいわゆるみそぎ期間が終わったのではないかと推測したからだ。
さらに、望来自身通算200勝がかかっている事もあり、土、日で親子の重賞制覇もアリなんじゃないかと。
また、ダノックスの野田夫婦や、サトノの里見夫婦、窪田芳郎、ダンツ山元哲二、飯塚知一率いるスリーエイチレーシングなどそうそうたる馬主達に馬を提供しているオーナーブリーダー千代田牧場がバックボーンならば心強い。
◎シークルーズ
千代田牧場の2頭はともにサンデーサイレンスの4×3といういわゆる奇跡の血量といわれるインブリードを持っている。
中でもシークルーズの牝系をさかのぼると、マサコチャンーチヨダマサコと、先代の飯田正氏の妻である政子の名を取るほど、千代田牧場にとっても思い入れのある牝馬なのである。
千代田牧場の代表が、飯田正から息子の飯田正剛に継承され、その牝馬も、母の飯田政子から妻の飯田良枝に継承されているのだ。
これこそ「血の継承」であり、牧場にとって宝となる牝系の血の繁栄とつながるのだ。
今年の阪神JFは、ルメール、C・デムーロと固めてきたノーザンはヤラズと見た。牝馬重賞は元々オーナーブリーダー達の領域であり、ここは千代田牧場の2頭出しを「勝負気配アリ」と読んだ。
ノーザンにとっても、サンデーサイレンスのインブリードを持つモーリス産駒が勝てばなんら問題は無い。
ここで、岩田望来の初重賞勝ちというバイアスに終止符を打ちたい!