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ダート界にも牝馬の時代がやってきた!第39回フェブラリーステークス(G1)
ちまたに広がる「マンボウ」で休業中真っただ中なので実に暇である。ワイフや仲間と行く週一のゴルフも、今は週に2~3ラウンドに増えたので、ゴルフ代が比較的安い平日はゴルフで忙しい。
ゆえに土・日は暇すぎて昨日は7レースも手を出してしまったという事だ。金額は大したことは無いのだが、まんまとJRAの罠にはまってしまったのでちょっと反省している。
こういう流れの時は、普通はやらないのだが、まあG1という事もあって、フェブラリーステークス一本に絞って予想してみよう。
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過去10年を振り返ってみると、外国産馬の勝ちが目立つように、やはりノーザンのカテゴリーではなさそうだ。
・外国生産馬が4勝
・社台F系が2勝
・吉田勝己、和美名義のオーナーズが2勝
・ルメール、デムーロが2連覇
・ヤナガワ牧場のコパノリッキーも2連覇
・村山明厩舎は3勝
・勝ち馬は4~6歳馬(7歳以上は無し)
・牝馬は壊滅的
ぱっと見こんなところだが、メンバーを見る限り、勝ち馬の馬齢が6歳以下というのは今年も当てはまりそうなので、これで地方馬を除いて以下の7頭に絞られる。
テオレーマ 6牝 ルメール
レッドルゼル 6牡 川田将雅
カフェファラオ 5牡 福永祐一
サンライズホープ 5牡 大野拓弥
ソダシ 4牝 吉田隼人
テイエムサウスダン 5牡 岩田康誠
1人気想定の川田レッドルゼルと、根岸Sを勝ったテイエムサウスダンは距離実績が無い。今年はダート馬が不作の4歳馬代表ソダシは言わずもがな人気先行。
馬主2頭出しで実績のあるヤナガワ牧場のサンライズホープだが、実績的に格下感は否めないのは事実。
昨年の勝ち馬カフェファラオも、それ以来精彩を欠いている現状のうえ、同レース連覇中のルメールが下りたのがネックだ。
こう見ると、海外遠征でここを回避したテーオーケインズ、チュウワウイザード、マルシュロレーヌなどの近年ダート界の主役たちが抜けた事による押し出された人気形成となっている。
どれが一番人気になるのか蓋を開けてみるまで分からない、いわゆる抜けた馬のいない大混戦となった今年のフェブラリーSだけに、ここは思い切って過去に実績のない牝馬を狙う手か。
◎テオレーマ
〇ソダシ
サウジカップに向かう同じ6歳の牝馬マルシュロレーヌは、大井のレディスプレリュード、TCK女王杯、川崎のエンプレス杯、門別ブリーダーズGCを勝って国内のダート女王となった後、アメリカに渡りBCディスタフを勝ち世界のダート女王としてサウジCに挑む。
すなわち、ダート界にもあのホクトベガ以来の強い牝馬が現れたのだ。
テオレーマも、船橋マリーンC、金沢JBCレディスクラシック、そしてマルシュロレーヌと同じTCK女王杯を勝ち、国内牝馬路線のトップに立った。こちらもマルシュロレーヌに負けず劣らずのダート女王っぷりである。
ウマ娘ブームが影響しているかどうかは知らないが、アーモンドアイ、リスグラシュー、クロノジェネシス、グランアレグリア、ラヴズオンリーユーなど、近年の芝路線には牡馬を蹴散らす女傑が何頭もいた。
ウマ娘ブームの象徴である白馬ソダシの参戦が、今年のフェブラリーSのキーとなるなら、ウラスジは国内ダート女王のテオレーマとなるのが必然的だ。なぜならマルシュロレーヌの後を継ぐ「ダート女王」は彼女しかいないだろう。ゆえにルメール騎乗は納得がいく。
馬主の水上行雄は笠松牧場の代表であり、非ノーザンのオーナーブリーダーだ。石坂厩舎とは引退した父の石坂正の頃から繋がりがある。テオレーマは、息子の公一が引き継いでから(3・1・0・1)と絶好調。
「牝馬は無い」という過去の実績から全く人気が無いのでここは単勝で勝負!10人気のルメールは美味しすぎる。
相手筆頭は、前回のチャンピオンズCで逃げて大敗したが再度果敢にここへ出走してきたソダシ。テーオーケインズ、チュウワウイザードの抜けたこの手薄なメンバーなら牝馬のワンツーがあっても驚けない。馬単で抑えておこう。
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