何に苦しめられているのかが分からない
あなたは何に困っているのかと尋ねられたとき、私はいつもはっきりと答えられない。
困っていないといえば困っていないといえるし、困っているといえば困っているともいえる。
もやもやとしたカタマリが胸の内に巣食っていたり、言いようのない不安が襲ってきていたり。
そういった曖昧な言葉で相手に理解してもらえるとは思っていないので、困り事を訊かれたとしても「大丈夫です。」としか答えようがない。
私は自分の感情の言語化をするのが難しい。
おそらくアレキシサイミア(失感情症)傾向があるのだと思う。
そのせいか、感情を感じているとき、身体に感覚があってもそれが何の感情なのかが分からない。
分からないから言語化もできない。
感情を認識する力が著しく低いのだと思う。
ちなみに主治医からは、この能力に関しては幼稚園児レベルだと言われた。(現在大学生)
こんな感じなので、私は自分が何に苦しんでいるのかが分からないし、他者に理解してもらえるような言葉で説明することもできない。
ただただ苦しくて、外在化することもままならない。ひたすら内に溜まっていくだけ。
おそらく知識が圧倒的に足りないのも理由の一つなので、まだまだ勉強を継続していこうと思う。