人生の辛い時期の乗り越え方【コロナ時代】
こんにちは。アメリカ東海岸在住、フリーランスの経営コンサルタントSacraです。
昨日、米国の名門ロースクールを今年卒業したばかりで才色兼備の知人が、コロナの影響で自宅でオンラインで司法試験 (Bar Exam)を受けた当日に死を選んだと聞いて、衝撃を受け、未だに立ち直れません。
また、最近は、バリバリのキャリアウーマンの友人達から、ZOOMなどで人生相談を受ける機会が増え、周囲でもSOS発信を感じるようになっています。
年間を通して海をまたいだ移動の多い生活を送っていた私たち夫婦も、急にコロナで引きこもり生活を強いられ、二人ともそれぞれ、どんより、数回はプチ鬱になりかけ、急遽、夫婦で対策会議を開いたこともあります。
今回は、辛い時期を経験している方に少しでも届くように、コロナ時代の辛い時期の乗り越え方のヒントについて、考えをまとめてみました。
(ちなみに写真も癒されそうなものをチョイスしてみました・笑)
人生の辛い時期の乗り越え方①とにかく休む&寝る
人生の辛い時期というのは、私の経験では、大抵身体的にすごく疲れていて、慢性睡眠不足だったりします。
やはり、疲れは溜まるもので、身体がしんどくなってくると、ネガティブな心や思いが生じやすくなってしまいます。
生きるのがしんどくなったら、一旦立ち止まって、まずはとことん寝て、体を休めてみましょう。
オーソドックスですが、元気になる第一ステップとして、かなり効果がある気がします。
当然、ワンオペママや自分のビジネスを手がけている場合など、休んでいる場合ではない!という立場の方も多いかもしれません。
そんな場合でも、あえて、家事代行サービスをお試ししたり、一時保育を利用したり、たとえ数時間でも誰かに子供を見てもらって、一人休息の時間を取る価値はあると思います。
ただ、寝ても冷めても考えてしまうレベルに辛い時期というのもあるので、以下のように他のアクションと組み合わせていくのが合理的です。
人生の辛い時期の乗り越え方②とにかく人と話す
人生の辛い時期の乗り越え方で、上記休息と同じくらい大事なのは、心を元気にするためにとにかく人と話すということです。
今、 特に仕事関連でうまくいかず、人生がより辛いと思われている方が多くなっているように思います。
日本の大手外資ヘッドハンターの話によると、今年9月時点での全体の求人数は去年の40%程度で、各企業採用活動には慎重になっているとのこと。(一部、例外的にアマゾンやゲーム業界などは逆に爆上がりらしいです。)
失業や転職活動などがうまくいかないのは、今の世界的状況から当然です。
ここは割り切って、現状できることをやりつつ、引きこもり気味の今だからこそ、身につけられる知識やスキルをどんどん吸収していきましょう。
今はZOOMなどで参加できるセミナーやカウンセリングなどが巷にあふれていますので、色々試してみて、相性の良さそうなものに定期的に参加すると、横のつながりもでき、最新情報も入ってくるので有益です。
例えば、友人は、フェイスブックのコミュニティで募集した女性のみのブッククラブを、5人位で隔週ズームで開催しており、読んだ本についてのディスカッションによって、読書習慣や知識もより身につくし、いい気分転換二なると言っていました。
あまり知らない人とのビデオ会話が苦手、と言う場合は、心に浮かんだ昔の同僚やしばらく話していない親しい友人などと、旧交を温めるのにも最適な時間です。
最近知ったのですが、日本以上に、アメリカやヨーロッパの友人達は、コロナの影響で失業したケースが多く、私自身も、夏以降、フリーランスとして抱えていたプロジェクトがクライアント企業の業績悪化で撤退に追い込まれました。
おかげで、年内の帰国&出張も全てキャンセルで当初は途方にくれたものの、急にできた時間で、オンラインでのコーチングを受けたり、新しい起業プランを考えたり、このようにメディア発信を始めたり、オンラインでWeb Marketingなどについて学んだりと、逆に今までになかった分野で、非常に有意義な時間の過ごし方ができています。
また、これまでに出会って密かに尊敬している人を、自分の中で人生のメンターと決め、必要に応じてオンラインでも話せる関係性を作ると、長期的にも有益です。
私にも人生のメンター的な方々がいて、本来であれば日本やヨーロッパで毎年直接お会いして1年分のキャッチアップをするのですが、今年は当然会えません。
なので、今年については、必要に応じて既に数回、近況報告やキャリア相談など、ZOOMで色々とお話させてもらっています。
尊敬されるメンター格の方というのは、色々なタイプがあるかと思いますが、大抵人間としての度量も大きく、人格者であるので、頼られることに慣れていたり、その人のパーソナリティを熟知した上で力づけたりすることに長けているので、実際的なアドバイスや膨大なパワーをもらえます。
育ててくれた家族やお世話になったメンターの方々に受けたご恩は、今後、何らかの形で社会に還元していきたいと思っています。
恩返しとしては、それを何よりも望んでくれていると感じます。
人生の辛い時期の乗り越え方③一番やりたかったことをやる
ずっと時間がなくて、延ばし延ばしにしてきた一番やりたかったことをやることも、辛い時期を乗り越えるヒントです。
例えば、私の場合、小さい頃から本が大好きで、自分もずっと「何か書きたい」という衝動があったものの、仕事や育児に追われて何もできずにいました。
コロナの影響で、毎年恒例の家族で日本⇄米国⇄欧州の大移動がなくなって落ち込みましたが、空いた時間でこのように今noteやブログ発信ができるようになり、書くこと自体が癒しにつながったりしています。
その他、周囲を見ていて、コロナ中のスランプから抜け出した友人達の例をあげると、以下のような「やりたかったこと」をはじめていました。
これまで、興味があったけれど、忙しくてできなかったこと、一つや二つ、必ずあるはずです。
幾つか並行してトライしてみて、自分にあったものを取捨選択するのもいいかもしれませんね。
人生の辛い時期の乗り越え方④お風呂や自然にどっぷりつかる
シンプルですが、このお風呂や自然にどっぷりつかるという方法も我が家は効果的でした。
働くパパママとともに子供も在宅で、自分だけの時間やスペースがないと、やはりストレスが募って辛くなってきます。
我が家や周囲の家庭も、コロナで学校もオンライン授業となり、家族で引きこもりになって、ストレスを抱えていない家庭はありませんでした。
そこで、我が家は、週末のうち1日は日常と違った場所にいく、と決めて、車で1時間以内でいける国立・州立公園や牧場巡りなどをし、自然にどっぷりつかるようにしています。
これが思った以上に効果的で、娘も大喜びだし、日頃疲れている両親も、非日常のリフレッシュ効果か、何だか力が湧いてきます。
やはり自然の癒しの力は偉大で、その空気を十分に満喫することによって、何だか全てか浄化され、自分の悩みがちっぽけに思えてくるのです。
なかなか移動しづらいご時世ですが、車などで移動できそうであれば、非日常を体験するために、大自然の中に身を置いてみてください。
毎週末に向けて、今度はどこに行こうか、と計画を立てたり話し合うこと自体も、何だか大人もワクワクして、平日を乗り切る励みにもなります。
すぐに遠出するような状況ではない場合、私は普段使わないような温泉の素やバスオイルなどを買ってきて、バスソルト(もしくは普通の海塩)をたっぷり入れて、長々と湯船に浸かります。
気分によって、お花や柑橘系のフルーツを入れるとリフレッシュし、日本酒かミルクを少し入れると、肌がしっとりします。
夜であればキャンドルとSpa Music(Amazon Alexaで聞いていますが秀逸)をかけて、顔パックなどしながら瞑想してみたりもします。
雑誌や本をたっぷり読んだり、Netflixをみたり、独身の頃の雪の日などは昼間半日近く、そうやって疲れを癒したこともありました。
お風呂でゆったり汗をかくと、全てのネガティブな思いや悩みが全て体から出て行く感じで、一種の瞑想的な効果もあるように思いました。
人生の辛い時期の乗り越え方⑤運動する
人生の辛い時期の乗り越え方で即効性のあるアクションとしては、今すぐ「運動する」ということです。
これであれば、今すぐ、思い立った時にすぐに一人でもアクションを起こせます。
もちろん、今はYoutubeでも色んなエクササイズがあり、選択肢に困りませんが、特にオススメは以下です。
朝と夜のヨガは、最近こちらのチャンネルにお世話になっています。
私自身も、もともと運動を習慣的にするタイプではないので、現在習慣化の努力中です。
ジョギングや筋トレなどを定期的にしている友人を見ていて気づくことがあったからです。
それは、運動が習慣化されている人は、前向きでポジティブ思考、悩みについても建設的な解決策で取り組んでいる気がする、ということです。
特に、早朝というのは、不思議とパワーに溢れた時間帯で、この時間を運動などで自分のために使えると、1日をフレッシュに始めることができる気がします。
ここ近年は朝活がブームなのも、納得がいきます。
ちなみに、朝仕事前に最近やっているのは、短時間でも効果的だと言われるHIIT。8分とか12分とか、サクッとできるのがおすすめ。
優しいのがさんの励ましの声にも癒されます💘
人生の辛い時期の乗り越え方⑥思いを書き出す
人生の辛い時期の乗り越え方で、地味に効果があるのは、全てを紙に書き出すということです。
大体、辛い時期というのは、様々な要素が複雑に絡み合って、実際よりも問題が大きく見えてしまいがちなもの。
その、複雑に絡み合った思考の糸を、少しずつ紐解いていくような効果が、書き出すことによって得られます。
まず、悩みをすべて書き出し、特に優先度の高いものからひとつひとつ、今本的な原因と解決策オプションを自分に提示していくのです。
また、「自分が今持っているもの(感謝リスト)」「人生で叶えたい夢リスト」というような、ポジティブなテーマにフォーカスして、書き出していくのもいいでしょう。
例えば、感謝リストなら、「両親も自分も健康であること」「可愛い子供に恵まれたこと」「(失業者が増えている中)とにかく職があること」など。
叶えたい夢リストは、若い頃によくやっていましたが、シリアスなものからくだらないものまで、100個近く書き出して、そのこと自体を忘れていました。
すると、最近、夢リストが断捨離中に出てきて、大抵ものがいつの間にか叶っていたことに驚愕しました。(例えば、「海外で働く・生きる」、「イルカやマナティと泳ぐ」、「世界中を旅する」、「国際機関で働く」、「優しい伴侶と可愛い子供を育てる」等)
書き出すことで、自分の無意識の部分にも刷り込みができ、行動変容が起こるのではないか、と推定しています。
例えば、人間同士の関係性において、相手の性格や思いを変えることは、ほぼ不可能で、変えようとすれば多大なエネルギーと時間を要します。
でも、自分自身のものの見方や次に取るべきアクションは、今すぐいくらでも変えていくことができます。
自分のコントロールできないことで悩むより、自分の行動を最適化する方が、よっぽど効率がいいのです。
人生の辛い時期の乗り越え方⑥本や映画にどっぷり浸かる
旅と同様、本や映画は別の人生を垣間見せてくれ、異なる世界観にどっぷり入ることで、人生の辛い時期の乗り越え方のヒントをくれることが多々あります。
最近は育児に追われて遠ざかっていますが、若い頃などよく人生の転機やしんどい時に読んだり、観たりして良かったのは、以下です。
映画で、とにかくポジティブにほっこりしたい時。これを観たら、周囲の人を喜ばせたくなり、気がついたら立ち直ってます。
人生に迷える時や目の前の困難に途方に暮れている時。薄い本で、さっくりと数時間で読めますが、深い示唆が含まれてます。
色々考えすぎてしまう時にはこの本。和田秀樹さんの本は折に触れて読んでいますが、優柔不断な私にとってはこの本は秀逸でした。
こちらは、キャリアや今後の生き方に迷っている時に。私は、妊娠・出産をを経て、フリーランスになった時に、読みました。
まとめ
本日は、私や周囲の体験談も踏まえつつ、特にコロナ時代における辛い時期の乗り越え方について情報共有してみました。
辛い時、疲れている時は、大いに自分を大事にしてあげてみましょう。
今は変容の時代、一緒にがんばっていきましょう😇
#創作大賞2024
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