朝ごはんのクオリティが上がる|管理栄養士パトロール
こんな疑問や悩みがあるあなたへ。
フルーツグラノーラの使い方を誤ると逆効果です!
こんにちは!
「自分が心地よい」体型キープを叶えた管理栄養士のさこ(saco)です。
私も昔やってました、フルーツグラノーラ!
牛乳をかけて、ぼりぼり食べて朝食完了!
気分的には「健康なもの食べたわ~」ってなりますよね。でも、体は全然満足してない!
なので、効率よくエネルギー補給しようと手が勝手にお菓子をつかむ・・・・。
この悪循環が、「健康に良いもの食べてるのに痩せない」になるんです。
なぜ、フルーツグラノーラだけではだめなのか。
その理由を紐解いていくので、最後までみてくださいね。
フルーツグラノーラが体に良いとされる理由
もともと、グラノーラとは以下のような食品を指します。
材料の中心は麦や米、とうもろこしなので「主食」に該当する食べ物です。
またフルグラ®を参照すると、食物繊維は4.5g・ビタミンやミネラルもそれなりに入っています。
このことから、「健康に良い食べ物」のイメージが強いことが想像できますね。
メリット・デメリット
フルーツグラノーラを日常に取り入れるメリットやデメリットを、「ダイエット面」にフォーカスをあてて解説します。
▶メリット
パン1枚(6枚切り)と比較すると、
食物繊維、鉄、ビタミンAといった体に必要な栄養素が多く摂れます。
牛乳をかけてさっと食べられるのも嬉しいポイント。
▶デメリット
これを食べれば完璧!ではないです。
フルーツグラノーラの代表格であるフルグラ®のホームページでも、ちゃんと注意喚起されてます。
フルーツグラノーラだけでは、日本人の30代女性が必要な必要カロリーの1/3しか摂れないですし、圧倒的にたんぱく質が足りません。牛乳をコップ1杯分かけても、1食に必要なたんぱく質の半分程度です。
カロリーやたんぱく質が足りないと、体を動かすエネルギーが不足します。そうすると体は焦り、不足分のエネルギーを補給しようと、あなたに昼のドカ食いや、お菓子を促すんです。
摂り過ぎたカロリーや糖質は脂肪として蓄積されるため、「健康的なものを食べてるのに太る状況」を作ってしまいます。
食物繊維も、フルーツグラノーラは比較的摂りやすい食品ではありますが、十分な量とはいえません。豊富≒足りているわけではないので、ここも注意しましょう。
フルーツグラノーラをレベルアップさせます
フルーツグラノーラを活かし、朝食をレベルアップしてみましょう。
これでも正直、必要なカロリーは不足してますが2倍程度アップしました(500kcal)!
たんぱく質も、牛乳やゆでたまごのおかげで、30代女性が摂りたい1食の量が摂れます(たんぱく質20g)。とくに朝は食事から体温や代謝を上げるための熱を作るのが活発な時間帯です。そのため、熱の産生効率の良いたんぱく質はしっかり摂りましょう。
きなこやりんごで食物繊維を足し、ビタミン・ミネラルもきな粉やりんご、卵で補強されています。
ただし、脂質が基準の10%以上高くなってます。フルーツグラノーラとの食べ合わせや、「手軽に朝食を食べる」を考えると、どうしても脂質の高めなたんぱく質源の選択になってしまうんです。
グラム数でいうと許容範囲ではあります(20g)が、気になる場合は昼食・夕食であぶら控えめで調整したり、加える牛乳を低脂肪のものにしたりしてくださいね。
上手く使えばダイエットの味方になる
フルーツグラノーラを食べただけで「栄養摂れる~」「健康~」にはならない、ということがわかったかと思います。それがわかったらもう次の行動につなげられますよね!
大事なポイントまとめておきますので、ぜひ見返してください。
また同じような企画を考えていますので、ぜひフォローをしてお待ちくださいませ。
また、あなたの「健康に良いイメージの食品」をコメントで教えてください!題材にしたいと思います!
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\子なし決断を正解にする!/
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さこ(saco)|自分磨きを応援する管理栄養士
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