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#35 タイピング早さの重要性が低くなった
今日は、タイピング早さの重要性が低くなったというテーマでお届けします。
バリバリのビジネスマンのイメージと言えば、カチャカチャとものすごいスピードでタイピングし、最後にエンター、ターン!で締めくくる、そんなイメージがあるかもしれません。
事実、タイピング早さは情報を入力する早さに直結するので、早いに越したことはありません。僕自身、タイピングは早い方が良いと思い、練習した時期もあります。
過去の同僚には、ベテランの方ですが、人差し指で北斗神拳のようにタイピングしている人もいて、「さすがにそれは…」と思ったこともありました。
しかし、技術の普及や業務改善を進める中で、必ずしもタイピング早さが重要ではないと、最近は感じています。
入力スピードで言えば音声入力が最速
次点でフリック入力
タイピングよりも明らかに早いです。体感、3倍くらいは違います。音声入力が使える環境ならば、使った方が仕事スピードは早くなります。
次点がフリック入力です。タイピングの場合は、大概アルファベット入力のため、一文字打つのにア行以外は二打点以上が必要です。スマホのフリック入力では、一文字打つのに一打点がほとんどですから、慣れればタイピングよりも早いです。
よく使う単語は辞書機能が早い
よく使う単語は、辞書登録が早いです。長文でも登録できるので、これもタイピングよりずっと早いです。一秒で30文字入力することもできます。専門用語など予測変換で出にくい単語も、辞書機能で一発で出ます。
そもそも長い文章を作らない
僕の主観ですが、キーボードで文字を打つと文章が長くなり、文量が多くなりがちです。恐らく、キーボードで速やかに文字を打てていることが、仕事を早くこなしていると錯覚してしまうためでしょう。出来上がった画面をみても、たくさん文字が書いてあると、仕事した気になってしまいます。
しかし、受け取り側からすると、文章は短く簡潔な方が読みやすいです。文量も少ない方が読む気にもなります。主観と客観、伝えると伝わるの違いです。入力が少なく済めば、作業も早く終わります。
なので、たくさんの文字を短時間で入力する能力よりも、伝えたいことを短く簡潔にまとめる能力の方が重要ではないかと感じています。
タイピングの練習をして、スピードが早くなるに越したことはありませんが、簡潔な文章を作る練習をした方がより効果的でしょう。
資料の骨子はAIでも作れる
もはや自分達で一から資料を作ることはほとんど無いかもしれません。過去資料を転用したり、チャットGPTで骨子を作ることもできます。人間が直接入力を必要とする文字数は、さらに減っていくでしょう。そうなると、キーボードを打つことも、要らなくなってきそうです。
以上のように、技術的な要素(早いタイピングに替わる入力手法)や、そもそものアウトプットの見直し(文章は短く簡潔に。文量も少なく)で、タイピング早さ自体は、仕事の早さには直結しにくくなってきています。
僕自身、「いかに入力を少なくするか」ということに拘っています。その方が、仕事そのものを早く進めることにつながります。
ということで、タイピングの早さの重要性が低くなったというお話しでした。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。
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