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#23 研修報告作成の目的を履き違えていた話

社内外で色んな研修があります。研修で学んだことを身につけるには、アウトプットすることが大切だなという、当たり前のことに気づいた話です。

研修報告の作成なんて面倒だった

まずは、入社して数年間のしょうもない話です。

入社してからこれまで、いくつもの研修や講習会に参加してきました。その度に、「研修の報告を作成し、所内に回覧するように」と上司から指導を受けてきました。

当時の僕は、自分が学んだことを同じ事務所の人たちに共有するためにやっているものだと思っていました。忙しいのに面倒だなと、渋々やっていた記憶があります。出来上がったのが、研修から3ヶ月後だったりした時もあります。

本来の仕事でもないし、暇ならやるくらいのモチベーションでした。サボってやらないことすらありました。

報告作成を真面目にやり始めて気づいた

しかし、最近になって、研修の報告は即座に作成し、所内に共有するようになりました。

報告の作成が学んだことのアウトプットになり、自分の知識・スキルを身につけるのに最も効果的と気づいたからです。

一時期さぼっていたのに、何で自発的にやり始めたのか。きっかけと言えば、コロナ禍でオンライン研修が増えたことでしょうか。

オンライン研修では、研修を聴きながら報告作成ができます。これなら忘れる前に記録できるし、ボーッと聴くこともないし、仕事の時間も取られないしで、自分にとって多少プラスだなと。

元々、紙の資料が増えることが嫌だったので、資料がデータで届き、報告作成を電子でできるので、オンライン研修は僕にとっては好都合でした。

そんな小さなきっかけで始めた報告作成ですが、やるとやらないで全然効果が違いました。 

即座にアウトプットすることにより、何もしなかった時と比べて、頭に残っている情報の量は格段に多いことに気がつきました。

科学的にも実証されている、アウトプットによって記憶定着率が高まるということ、そのものです。


小さなきっかけが継続につながった

恐らく、受け身でやっていては、報告作成が身についても、こういう学習効果があるということに気がつかなかったかもしれません。自分主体で研修報告をやるようになったことで、アウトプットが習慣になり、記憶の定着を実感できるようになり、それが癖になって続けるようになるという好循環を感じています。

変化は自然に起きるのではなく、自分で起こすものだと身を持って学びました。

思い返せば、これまでさぼってアウトプットしなかった研修は、もったいない時間になってしまっていたました。過ぎた時間は取り戻せないので、これから無駄にしないようにするしかありません。

学んだことは積極的にアウトプットし、自己成長に繋げていきたいと思います。それが、自分のために最も良い方法だから。


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