ラスベガスウェディングフラワー(1)
ラスベガスの10月は、ウェディングがとんでもない量で、今日も数多くのカップルが「病める時も健やかなる時も…誓います!」とキスをしてダンスをしているのだ。
つまり今まさに、ウェディングに関わる人々の繁忙期。装花を作る我々フローリストもてんてこ舞の日々だ。Tシャツはいつもパンパスグラスの綿毛にまみれ、髪の毛を振り乱し、爪はいつも汚い…のは私だけで他のフローラルデザイナーはいつも綺麗にマニュキュアを塗っている。どんなに忙しくてもちゃんと毎週サロンに行くらしい、尊敬する。
さあ、今日は土曜日、2件のウェディングをはしごする。空は真っ青に澄み切っていて、気温も最高。結婚日和だ。たくさんの愛の場面に関われる今の仕事、流れるままにきたけれど、案外好きだなと思っている。