ヤマザキマザックで画家の偉業を知る!
肌荒れが酷いと外出はしたくない、それでも外の情報はたんまりと入ってきて、去年の末から美術館に行きたくて仕方なかった。
10月の28日から、2月26日までヤマザキマザック美術館でパリに生きた画家たちって展覧会をしている。
ユトリロ好きだし行きたいけど、それでも肌荒れが酷いと、外出で擦れると、もっと悪くなると考えて家に居た。
元より美術館は好きで、状況が良ければ行きたいって思っていた、結婚して居る時には忙しい、嫌な顔される、家事が大変になる、の三拍子で好きな美術館に行くのが難しかったからね。
「お母さん、ヤマザキマザック行きたいって言とったやろ。」と次女、彼女も美術館好き、でもこの前映画RRR見てきたやん。
「行きたいけど、荒れるの解っとるしな。」こっちはちょっと引き気味で答える。
「それならええけど、2月26日までやで。」そうやなー、何時行くの今でしょ、と考えて、肌荒れは仕方のない事として2人で行ってきた。
家から近鉄の急行で40分くらいで名古屋駅に着く、ヤマザキマザック美術館はここからまだ地下鉄で10分ほど、新栄に在る。
着くと何時来ても立派な建物やねん、工作機械メーカーってこんなに儲かるの(下世話ですね)と思って入っていく。
展示は5階と4階で、5階から見てくださいと言われて、エレベーターで5階に行く、綺麗なお姉さんは好きですかっと言いそうな、整えている女性が頭を下げて、こちらから入ってくださいと案内してくれる。
そこから入りますとも、見たい見たい、最初は常設の展示が有ってからのパリに生きた画家たち。
この時期の画家たちって、何でそんなところを切り取って描く、の突込みを入れちゃうんだけど、離れてみるとそれが良い感じに為っている。
離れた時の見え方も考えているのかな、次女に小声で話すと「そらー分かっとってしとるやろ。」そうだよね、常人とは違う世界で生きているもんね、画家さんって。
堪能してから常設のガラスを見る、ここにあるガレが大好きで、何度見ても良いなと思う。
時間も有るので美術館を出て、お昼ご飯は如何するって為った、家では煮た野菜や茹でた野菜はよく食べるけど、生野菜はあまり食べない。
名古屋駅前の大名古屋ビルヂングに行って、モルノダで野菜食べようと、そちらに向かう。
着くと昼前でまだ混んでいない、よし野菜だって言っているのにも関わらず、肉が乗っているのを選ぶのは人に性かも知れない。
野菜だけでお金払うよりも、肉乗ってたほうが納得するんだよね、私だけかな。
牛肉ってあんまり食べないから、外では食べたくなる贅沢者ですよ私は。
いつも完食できない量なので、お腹一杯になったなと思っていると、「もう要らんのやろ。」と次女。
まだ食べると言って口に入れて、直ぐにギブアップです、「食べて。」「そうなるとは思っとったわ。」話しながら食べ終えると、今日は時間が有るので、百貨店に。
本屋に行ってこれ絶対にあかん奴やん、2人とも本好きだけど我慢していたのに、しきれなくなっちゃう。
遠藤周作って懐かしすぎて涙が出そう、後は知らんけど良さそうやん、10分ほど動かずに悩んで買った。
動くと他にも欲しい物が有るからね。
パリの画家を堪能して楽しんだ一日、又美術館に行きたいな、映画もエゴイストみたいなとか気持ちが膨らんだ。
肌荒れでぺしゃんこに為っちゃうかもしれないけどね、それでも良いと云うか、それでも行かねば何もできんのよね。