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着物を捨てるは勿体ないか?
昨日は着物の買取を頼んで着物をお金にした、殆どは結婚の時に親が用意してくれた着物だ。
結婚したのが20歳の時で今年の12月に60歳に為るのだから、40年も熟成させていた、もっと早くに処分すべきだったのかも知れない。
だけど着物って何だか処分しずらい物、値段が高くて簡単に買えなかったり、自分に合わせて作っているからかも知れない。
着物は殆どがオーダーメードで、着る人に合せて作っている、洋服でオーダーメードなんて高くて買えないのだから、着物が高くなるのは当然なのだ。
オーダーメードと考えれば洋服よりも安いかも知れない、だけど洋服にはレディーメイドがある、レディーメイドといってもアドの歌じゃ無い、既製品ですよ、既製品。
私が子供の時は親はつるしなんて言っていて、洋服なんてほぼつるしで買っている世代の私は、つるし?と思っていた。
母親の時代はまだオーダーの洋服が多かったのかもしれないし、おばあちゃんは死ぬまで着物だったので、そんな時代だったのかなー。
短大時代に一時下宿していたおばあちゃんの妹で元芸子のおばちゃん(母がその人をねえちゃんと呼んでいたので、私はおばちゃんと呼んでいた)はほぼ着物だったけど、偶に洋服も着ていた。
そのおばちゃん、元芸子で置屋もしていたので厳しい、置屋って知っていますか、芸子がそこに身を置いて派遣されるのを待つところ。
住んでいる人も居るし、違う所に住む人も居るみたいですが、今で言う所の芸能事務所?みたいな所かな。
置屋に住んで芸事や生活の指導を受けながら、芸を磨いてお座敷に上がるようになるらしいです。
話が飛びましたが、そのおばちゃんが着物の畳み方とか片付け方を教えてくれて、随分と着物にも慣れていましたが、着るのはいまひとつ。
その頃は新入り芸子さんみたいに廊下を水拭きとか、外掃除とかしていて、パンツで無いと動きにくかった、置屋は止めていたとはいえ、家は10何人位芸子が居た家なので大きいんじゃ。
時間も掛るし活動的じゃ無い着物でよくやっていたなーとしか思えない。
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