EVの不都合な事実？

自動車の動力を如何するかが、これからの世界の課題になるんだろう、そう思っていたら、EVにとって不都合な事実が、沢山散見されるようになって来た。

私もね、最初聞いた時には、ガソリンで動くものは排出するガスで、空気中の二酸化炭素を増やすから、良く無いんだよねなんて思っていた。

確かに車自体はガスを排出しないんだ、だけど太陽光電池と一緒で、電気自動車も製造時のCO2排出量は、ガソリン車の2倍以上になるらしいですよ。

ホンマかー、人間って一方的な情報に踊らされやすいから、ガソリン＝悪って書いて在るとそうなんだろうなと考えてしまう。

自動車の動力源を変えるって、簡単な問題じゃ無いんだよね、基本的にガソリンで作るシステムが出来ていて、それを全部捨てて一気に電気にシフトなんて到底できない、その為の設備投資はどれくらいに為るんだろう？

身震いがするよネ。

トヨタがハイブリットからの電気って感じで動力源を持って行ったのは、既存の技術と、インフラの進み具合を考えれば、さもあらんって感じかな。（私などに言われたら、何いとりゃーすか、と言われてしまいそうですが）

問題はそれだけじゃない、EV電池の原材料だ、コンゴではレアメタルの内の1つコバルトが生産されているのだが、殆どが非公式な零細鉱山で行われている。

そこでは危険な手掘りが横行している、それだけじゃ無くて児童労働が行われている。

現実的に言うと、それでも仕事がないよりはましと、仕事をしているのだろう。

私たちが電気自動車を買う際には、その児童労働で彫られたコバルトが入ったEV電池を買ってしまうかも知れない。

知らず知らずのうちに収奪する側に為っていると言う訳。

児童労働に対して「ゼロ・トレランス（断固容認しない姿勢）」

こんな表明をする企業も有るけど、さて如何した物かな、だって本当にそんなに確認できる？

以前UNIQLOが違法労働は無いって言っていたけど、それだって確証が有っていっているわけじゃ無い。

性善説できっとこうだから位の感じなのじゃ無いかな、下請けの下請けまで見ているかも知れないけど。

日本国内においてでも、下請け取引法違反すれすれだったり、違反じゃ無いかと思うものが一杯有って、ソンナモノガイッパイアッテナって知ってる人は知っている。（昔の記憶なので、今は違って居るかも知れませんが、会社していた時は、いっぱいありました、遠い目。）

外国だったらそれ以上に有っても不思議はない。

何だか物を買うのも難しい時代になったもんですね、私は車は買わないけどね。