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自分ができなかったことを子供に頑張らせる難しさ
突然ですが、子供の頃に苦手だったことってありますか?
私はたくさんあって、体育全般、図工全般は本当にだめでした。
身体を使うことが下手だったんだと思います。自分の身体なのに、うまく動かせずに過ごした子供時代。
体育では、跳び箱、鉄棒、側転などの体操系は本当にだめで、怖くて全然取り組むことができませんでした。他の子供ができている姿を見て「すごいなぁ」とは思っても「私もできるようになる!」という気持ちは芽生えなかった、そんな子供時代。
ちなみに、図工は、見たママを描くと変になってしまって・・・先生からも匙を投げられていたと思います(苦笑)
自分の子供に鉄棒を教える難しさ
今年の夏、私の子供のランドセルには、体育の宿題の紙が入っています。縄跳び、鉄棒、体幹トレーニングの色々な種目が宿題です。
ここ数日、学童にお迎えに行ったあと、暗くなった公園で鉄棒や縄跳びの練習をさせていました。
「宿題なんだから、みんなやってるんだから。やらなきゃいけないんだから」
と急き立てて、子どもは出来ないことに対する悔し涙や、私へのイライラをつのらせながら努力していました。
そして、今日は雨が降っていたので、久しぶりの鉄棒、縄跳び練習お休みの日に。
そしたら、本当に今日は穏やかなんです。
縄跳びや鉄棒を練習しにいくと、親子でもうぐったりなのに!
出来ない宿題を無理やりやらせる必要はあるのか?
体育とか、芸術に関係することって、みんな同じようにできるとは限りませんよね。
同じように学んでも、オリンピックに出る人もいれば、地区予選を勝ち抜けないひとだっているわけで。
子どもにも色々なタイプがいるので、運動が苦手な子もどうしても出てきてしまいますよね。頑張ったからといって、みんなが「できる」とはいえないということを最近思っています。
だからといって、チャレンジすることを諦めて欲しくはないんですけどね。
出来ないことにフォーカスするより「強み」「できること」にフォーカスして伸ばして上げたほうが、精神衛生上もよろしいかと思っています。
「できること」のハードルを少し上げて「もうちょっとがんばったらできる」GOALを子どもに見せてあげてクリアさせてあげる。そしたら、子供のやる気やスキルを引き出してあげることができそうです。
これからは、そんな時代じゃないでしょうか。
だから、世の中の宿題に追われるママたち。
子供の「強み」を引き出してあげるようにする。宿題に囚われすぎると子どもを見ることを忘れて、宿題にばかり目が行ってしまいます。
子どもにとって、大切なことはなんですか?
本質を見て子供と過ごしていきましょう。
宿題は全部できなくたっていい、がんばったらなら!!
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