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兵は拙速を貴ぶ(長期戦の失費は大きい)|2月12日

兵は拙速を貴ぶ(長期戦の失費は大きい)

孫子作戦篇に「兵は拙速を聞くも、未だ巧(たくみ)の久しきを賭(み)ざるなり。夫れ兵久しくしても而も国に利ある者は、未だこれあらざるなり」との文章がある。表題の「兵は拙速を貴ぶ」はこれを縮めたものだ。この意味は戦争には拙速(まずくともすばやくする)という方法があるが、功久(うまく長びく)という例はない。そもそも戦争が長びいて国家に利益があったためしはないということだ。
その孫子の主張は、戦争が長期化することによる軍事費の増大だけではなく、これからもたらされる国の疲弊、そこへつけこむ他の諸侯の脅威などを考慮して、軍の総大将たるものは大局的見地から、すみやかに戦争を終結させることの重要性を説いたものだ。軍人はとかく巧い作戦という軍事技術者立場に捉われ易い。これを戒めたものだ。
これも二律背反である。孫子の一貫するものは、この二律背反(にりつはいはん)に対するブレークスルー(問題解決)の思想である。

2月11日、孫子一日一言の言葉です。

二律背反

互いに対立し矛盾する二つの命題が、同等の権利をもって主張され、相矛盾して両立できないこと。ドイツの哲学者カントが『純粋理性批判』で、この語を用い、人間の認識能力の限界を示したことは広く知られている。

ふむふむ。

強みと弱みのような感じですね。

大量生産に向いていない。小ロットが得意。

みたいな感じでしょうか。

戦争はするべきでない。しかしやる時は素早く終結させる。そして勝てる戦いしかするな。

たしかにそうかもしれませんね。

二律背反ということですね。

今日も一日がんばります。

旭橋を愛する旭川市民です。名入れ印刷ばっかりする贈答品屋の(株)クボタ贈商とWEB販売の(株)ニムリスにて人生修行中です。旭川地域ポータルサイト「いいあさひかわ」もどうにかしたいっす。武士道の言葉「義、勇、仁、礼、誠、名誉、忠義」 が好きです。