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三軍既に惑い且つ疑えば、則ち諸侯の難至る(兄弟相争うなかれ)|3月19日

三軍既に惑い且つ疑えば、則ち諸侯の難至る(兄弟相争うなかれ)

本文は謀攻篇にある言葉で、その意味は君主と将軍が不仲で、軍が君主に対し迷い疑うようになれば、虎視眈々とチャンスを狙っている周りの諸侯は、しめたとばかり大挙して攻め寄せてくるに間違いない。
孫子の形篇で「先ず勝つべからざるを為して、以て敵の勝つべきを待つ。勝つべからざるは己に在り。勝つべきは敵にあり」、つまりまず負けない態勢をとって敵の隙を狙えという。
負けない態勢をつくるのは自分の努力でできるが、勝てる態勢を作るのは敵にあるからだということだ。
その負けない態勢と反対の、負ける態勢を自分の方で作っていては話にならない。
企業内でも内部、特に上層部に不仲が生ずれば危険である。
だいだい、日本の企業は同族企業が多いから、血で血を洗う争いがよく起きる。
筆者は張り合う兄弟の仲直りに、仲介を頼まれたことが数回あった。戦国時代の兄弟の争いでは、兄は弟を殺している。
うまくいくのは弟が血を忘れ、部下になりきったときだけだ。

3月19日、孫子一日一言の言葉です。

おはようございます。

上層部の争い。

たしかにあります。

親子、兄弟どちらの場合でもよくあることです。

あまり、お互いが良くいっているのをみたことはありませんね。

子どもや弟が部下になりきる。

これもまた簡単なことではありませんね。

負けない態勢を作ることが大事だということです。

今日も一日がんばります。

旭橋を愛する旭川市民です。名入れ印刷ばっかりする贈答品屋の(株)クボタ贈商とWEB販売の(株)ニムリスにて人生修行中です。旭川地域ポータルサイト「いいあさひかわ」もどうにかしたいっす。武士道の言葉「義、勇、仁、礼、誠、名誉、忠義」 が好きです。