![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21180618/rectangle_large_type_2_5f951e07f1a21aad0cb59fcfd668b4fa.jpg?width=1200)
三軍既に惑い且つ疑えば、則ち諸侯の難至る(兄弟相争うなかれ)|3月19日
三軍既に惑い且つ疑えば、則ち諸侯の難至る(兄弟相争うなかれ)
本文は謀攻篇にある言葉で、その意味は君主と将軍が不仲で、軍が君主に対し迷い疑うようになれば、虎視眈々とチャンスを狙っている周りの諸侯は、しめたとばかり大挙して攻め寄せてくるに間違いない。
孫子の形篇で「先ず勝つべからざるを為して、以て敵の勝つべきを待つ。勝つべからざるは己に在り。勝つべきは敵にあり」、つまりまず負けない態勢をとって敵の隙を狙えという。
負けない態勢をつくるのは自分の努力でできるが、勝てる態勢を作るのは敵にあるからだということだ。
その負けない態勢と反対の、負ける態勢を自分の方で作っていては話にならない。
企業内でも内部、特に上層部に不仲が生ずれば危険である。
だいだい、日本の企業は同族企業が多いから、血で血を洗う争いがよく起きる。
筆者は張り合う兄弟の仲直りに、仲介を頼まれたことが数回あった。戦国時代の兄弟の争いでは、兄は弟を殺している。
うまくいくのは弟が血を忘れ、部下になりきったときだけだ。
3月19日、孫子一日一言の言葉です。
おはようございます。
上層部の争い。
たしかにあります。
親子、兄弟どちらの場合でもよくあることです。
あまり、お互いが良くいっているのをみたことはありませんね。
子どもや弟が部下になりきる。
これもまた簡単なことではありませんね。
負けない態勢を作ることが大事だということです。
今日も一日がんばります。
いいなと思ったら応援しよう!
![窪田 幸雄@サウナと読書とプリントと旭川](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168015754/profile_ad8cc41c7772dc076c0bbc603cd77697.jpg?width=600&crop=1:1,smart)