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君の軍に患うる所以の者は三つあり(組織統率法三つ)|3月15日
君の軍に患うる所以の者は三つあり(組織統率法三つ)
本項の謀攻篇にあって、君主のシビリアン・コントロール(文民統制)の行き過ぎを戒めたものである。第一は出征軍の身体に関する容喙(ようかい)である。文民統制は重要だが、この場合、ほどの良さを得ることが特に重要である。どこまで委すか、どこまで統制するか。旧日本陸軍の『統帥参考』という参謀教育用の参考書にはその方法が示してある。
それは次の三つの方法である。プロシアのフリードリッヒ大王の指揮は「号令戦術」に近かったといい、ナポレオンは「命令戦術」で指揮したといい、モルトケは「訓令戦術」で動かしたという。ナポレオンが失敗したのは、部下元帥の独断専行を許さず、常に精細な命令を下し、部下を統制しようとしたからだ。このため部隊が増え、作戦規模が大きくなると統制の限界を越えた。モツトケはその教訓から包括任務で統制する訓令戦術をとった。この三方法を上手に使ってコントロールを適切にすべきである。
3月15日、孫子一日一言の言葉です。
おはようございます。
組織統制。
そこまで大きなものを統制したことがないためにピンときませんが難しいですね。
人にはそれぞれに適材適所があるとは思います。
企業の場合はどうでしょうか。
全国展開するような会社では包括でいかなければいけないのはわかります。
きっと規模によるメリットデメリットもあるんでしょうね。
今日も一日がんばります。
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