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十なれば則ちこれを囲む(ランチェスター第二法則の活用)|3月6日
十なれば則ちこれを囲む(ランチェスター第二法則の活用)
ランチェスターの法則とは、第一法則が一騎打ちの法則で、五十人対三十人が狭い場所で、刀槍で斬り合えば、三十人が全滅した時五十人の方も二十人しか残らない、との局地接近戦(大兵を投入できない)前提とするもので弱者の戦術のバック理論をなす法則だ。(自乗現象が起きないので弱者に有利)第二法則は集中効果の法則で、戦闘機が十機と六機で戦えば、六機が全滅した時十機側は八機残る。理由は戦力自乗の法則が働いて、十機は百、六機は三十六、百引く三十六は六十四、六十四は八の自乗だからだ。このように確率兵器を使えば双方の初期戦力は自乗比にかわる。自乗現象は刀槍戦でも、双方の兵力数が大きく、戦力差大の時に起こり、強者の戦法のバック理論となる。
孫子の「十(倍)なれば囲み、五(倍)なれば攻め」(謀攻篇)は戦略兵団の戦いだから、数万の大軍の戦いだ。このため十倍、五倍の戦力差なら自乗現象が起き(側背をつくため敵は崩壊)ランチェスターの第二法則が適用できる。
3月6日、孫子一日一言の言葉です。
おはようございます。
自乗効果ということは何となくしかわかっていませんでした。
ビジネスでいえばどういうことでしょうか。
圧倒的な差がある場合(10倍近くの差)の場合は話を振って待つ。
五倍くらいなら値段とか戦力で攻める。
弱者の場合でいうと負けると確実にわかる戦はしないということでしょうか。
今日も一日がんばります。
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