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利と害、機と間、正と奇、計算と思考、強と弱(二律背反(トレードオフ)を問題せよ|2月5日
利と害、機と間、正と奇、計算と思考、強と弱(二律背反(トレードオフ)を問題せよ
孫子の特徴のひとつは、軍隊運用の核心にふれる問題解決を、本篇の「兵を用うるの害を知らざる者は兵を用うるの利を知る能ざるなり」のように、対立する二律(トレードオフ)をとりあげてはかっていることだ。
①利と害は、コインの表と裏で、常に両方を考えて対処する必要がある。ピンチはチャンスの発想もここからうまれる(作戦篇)。
②機と間は、今すぐ戦うか、十分準備して戦うかの問題である。日本人は機を好むが欧米人は間を重視し、孫子は欧米派に軍配をあげる(形篇)。
③正と奇は、弁証法的解決法で、両者を一つの機能に統合することにより、より高いパワーを出そうとする考え方である(勢篇)。
④計算と思考は状況判断のための考え方だ。計算とは情報を集め状況を判断を究明する。思考はその状況に対する選択肢の選定だ(計篇)
⑤強と弱(衆と寡)は、戦略の原点で、強ければ強者または弱者の戦略を、弱ければ逃・避(謀攻篇)か弱者の戦術(虚実篇)をとる。
2月5日、孫子一日一言の言葉です。
おはようございます。
弱者の戦略、弱者の戦術が難しいです。
孫子は戦略と戦術をどのようにとらえているのでしょうか。
戦略とは計画をたてること。
戦術とはやり方。
たとえば挟みうちにするというのが戦略でそれを鉄砲にするか槍にするかが戦術という意味でしょうか。
弱者の戦略とは最小限の被害で勝つ方法。
弱者の戦術とは被害を抑えてどうにげるか。
というようなことでしょうか。
まだまだ勉強が必要です。
今日も一日がんばります。
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