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善く守る者は、九地の下に蔵(かく)れる(守りは地の利を得ることが大切)|4月6日


善く守る者は、九地の下に蔵(かく)れる(守りは地の利を得ることが大切)

本項の「善守者、蔵於九地之下」は、形篇のはじめにある言葉である。この意味は守り(戦術的には防御、戦略的には防勢)の上手な人は、地の底に潜り込んでわからなくし、敵に、その企画や行動を秘匿(ひとく)して、敵の判断をまどわせるというのだ。
戦いで一番大切なことは、攻防をとわず攻めの心を以て、自分の意思を敵に強要することだ。このため防御では九地に隠れて反撃を反覆することだ。好例は楠木正成の千早城だ。彼は鎌倉の大軍を阻むため、本拠地の赤坂から約六キロ後方の嶮峻な千早城に退き、城を構えた。この千早城は下から見ると傾斜が急で城構えがどうなっているかわからない。稜線(りょうせん)が特異な形をしていて、千早城の峰にでるにはうしろの金剛山の方から廻るようになっている。だが金剛山へは別の稜線から登らなければならない。
まさに九地の底にかくあれるとはこのことだ。わずか千人の守備兵で二十万の大軍を六カ月翻弄できたのは、この地形の拠ったればこそだ。

4月6日、孫子一日一言の言葉です。

おはようございます。

守りも攻めの心で。

守るは攻める心というのは実際納得できる言葉ですね。

スポーツでも守る時に攻めの気持ちを忘れた時には点が入りやすい。

常に気持ちは攻めでいる。

大事なことですね。

今日も一日がんばります。

旭橋を愛する旭川市民です。名入れ印刷ばっかりする贈答品屋の(株)クボタ贈商とWEB販売の(株)ニムリスにて人生修行中です。旭川地域ポータルサイト「いいあさひかわ」もどうにかしたいっす。武士道の言葉「義、勇、仁、礼、誠、名誉、忠義」 が好きです。