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上下欲を同じくする者は勝つ(組織は上下一体が理想)|3月24日
上下欲を同じくする者は勝つ(組織は上下一体が理想)
孫子の組織観は、上下が一体である。これは戦勝獲得のため必須であるというのが彼の主張である。このため謀攻篇の「勝を知るに五つあり」の第三項で「上下欲を同じくする者は勝つ」というのである。したがって彼はいたるところで一体論を展開する。計篇では「道とは、民をして上と意(こころ)を同じくし、これと死すべく、これと生くべく危(うたが)わざらしむ(疑わないようにする)なり」とのべ、地形篇では「卒を視ること嬰児の如し。故にこれと与に深谿に赴(おもむ)くべし。卒を視ること愛子の如し。故にこれと俱(とも)に死すべし」とのべる。
太平洋戦争中ニューギニアで、マッカーサー元帥指揮の連合軍を迎撃した第十八軍司令官安達二十三(あだちはたぞう)中将は、底知れぬ男の愛情と凄味を感じさせる責任感をもって任務の達成に努めたが終戦となった。
彼はラバウル法廷で責任を主張したが無罪となった。だが最初の刑死者の処刑前日、小刀で自決した。孫子のいう将とは、この安達中将のような人だ。
3月24日、孫子一日一言の言葉です。
おはよございます。
痛みとともについでに起きました。
組織は上下が一体であること。
たしかにそうです。
上と下がバラバラでは大きな組織になるほど致命的なものになる。
しかし、一体の場合は力以上のものになる。
今日も一日がんばります。
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![窪田 幸雄@サウナと読書とプリントと旭川](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168015754/profile_ad8cc41c7772dc076c0bbc603cd77697.jpg?width=600&crop=1:1,smart)