勝つべき者は攻むるなり(守りでは勝てない)|4月3日
勝つべき者は攻むるなり(守りでは勝てない)
「攻撃は最良の防御」は旧海軍の『海戦要務令』にある言葉だが、尖鋭な攻撃重視を思わせる用語だ。旧陸軍も『作戦要務令(第二部)』で「状況真に止む得ざる場合の外、常に攻撃を決行すべし」と攻撃万能主義を鼓吹している。ところが孫子は、形篇で「勝つべからざる者は守るなり。勝つべき者は攻むるなり」とあるだけである。
旧陸海軍の強い攻撃思想に対し、孫子はトーンダウンしているようにみえる。このため孫子は、「勝つより負けない」ことを主張していると思う人さえいるのである。だが孫子は戦いは力関係の科学と考えているので、「攻むるは余りあればなり」といっているのである。つまり孫子は、攻撃は敵より力関係がすぐれているとき実施して成功するものであり、むやみに無理な攻撃をして失敗するなといっているのである。
4月3日、孫子一日一言の言葉です。
おはようございます。
攻撃についての私の年代でも強く伝わっています。
攻撃は最大の防御。
この言葉はなんども聞いているし、そうなのかな~とも思っていました。
しかし、力関係の弱い状態での攻撃は防御にはならないということですね。
しっかり相手との力関係をしった上で攻撃をしかけること。
それが大事なんだと感じます。
今日も一日がんばります。
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旭橋を愛する旭川市民です。名入れ印刷ばっかりする贈答品屋の(株)クボタ贈商とWEB販売の(株)ニムリスにて人生修行中です。旭川地域ポータルサイト「いいあさひかわ」もどうにかしたいっす。武士道の言葉「義、勇、仁、礼、誠、名誉、忠義」 が好きです。