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久しく師を暴(さら)せば則ち国用足らず(公僕は公金に対して確乎たる考えをもて)|2月10日

久しく師を暴(さら)せば則ち国用足らず(公僕は公金に対して確乎たる考えをもて)

政治家、官僚、軍人は、いずれも国や地方の大金を使って仕事をする職業である。それはみな公共の仕事である。だから彼らに重要なことは、金に対して確乎たる心構えをもってうなければならないことだ。なぜなら、その金は国民ひとりひとりの血税から提供されたものであるからだ。このためこの金を、決して己の利益のために使ったり、国の不利益になることに使ってはならない。
孫子は、このことを教えている。孫子は為政者のための書物だ。為政者とは何か。その本質は国民の公僕である。公僕は、国民、大衆、兵士全般の安全、幸福のために奉仕するもので、それ以外の何ものでもない。これが孫子の為政者像である。もし、政治家、官僚、軍人にして金が欲しければ、職を辞して実業家になればよい。公職者が、国や公共に不利になることをするようになれば国は傾く。傾城の美女という言葉があるが、公職者はみな傾城にならないように注意すべきである。

2月10日、孫子一日一言の言葉です。

おはようございます。

人はどこかで勘違いをしていくものです。

これは昔も今も変わらないものなのかもしれません。

公金を自分のもののようにしていく。

どこかで魔が差すのでというのでしょうか。

結構な給料をもらっていると思うのですがね。

今日も一日がんばります。

旭橋を愛する旭川市民です。名入れ印刷ばっかりする贈答品屋の(株)クボタ贈商とWEB販売の(株)ニムリスにて人生修行中です。旭川地域ポータルサイト「いいあさひかわ」もどうにかしたいっす。武士道の言葉「義、勇、仁、礼、誠、名誉、忠義」 が好きです。