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人の兵を屈するも戦うに非ざるなり(調略は知の戦いである)|3月3日
人の兵を屈するも戦うに非ざるなり(調略は知の戦いである)
本項の謀攻篇の「戦わずして勝つ」の効用をのべたものでる。「戦わずして勝つ」という孫子の最もすぐれた戦略理念は、彼の戦争哲学(戦争の害)と情勢認識(戦国)という二律背反をブレークスルー(矛盾解決)したものであった。だがこの思想はもともと中国人の底流にある戦争哲学でもあった。中国人は今でも殴り合いより舌戦をこのむ。
ところで本項のように「人の兵を屈するも戦うにあらざるなり」を実現しようと思えば孫子のいうように謀を伐つ調略と、交を伐つ外交交渉、それにその前提となる諜報活動(用間活動、スパイ活動)が必要となる。しかもこれらの調略にしても、外交にしても、いな調略そのもにして人脈や時間が必要だ。日露戦争において、明石調略が短時日に成功したのは、日英同盟の締結により、イギリス諜報局から極秘情報をえたからだ。スパイ活動を卑劣な行為とみてはならない。これは、知恵の行為である。血を流さずに勝つ妙法なのだ。
3月3日、孫子一日一言の言葉です。
おはようございます。
戦わずしていかに勝つのか。
情報を取り調べて分析することが重要なのでしょうね。
相手の行動がわかると負けないようにする確立はぐんとあがりますね。
そう考えると今のサイバー攻撃なんかはとても大事なことにも思えます。
中国のサイバー攻撃は孫子の兵法なのかもしれません。
長い人類の戦争をみても日本の勝った戦争をみても情報がすべてという気はします。
勝った方が歴史を変えられるという側面もありますが情報を得ることは大事だということですね。
次に何がくるか、これからどういう状況になるか。
デマ情報に惑わされずしっかりとやっていきたいものです。
今日も一日がんばります。
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