諸侯其の弊に乗じて起こる(乱世は油断すればすぐつけこまれる)|2月11日
諸侯其の弊に乗じて起こる(乱世は油断すればすぐつけこまれる)
本項は、長期の戦いで、国力が消耗し、軍隊が疲れ果てると、まってましたとばかり周囲の国々がせめこんでくると、警鐘をならしたものである。
ここで孫子の記述態度についてのべておきたい。孫子の戦争哲学は戦争の否定である。だが世は戦国乱世、戦争はさけられない。孫子は所々で、戦争否定の原因ともいうべき戦争の害をのべている。同時にまた戦争のさけられない状況をものべている。
本項の最初だが、孫子はこのように、諸侯の反応という表現をとる。謀攻篇の「軍の君に患うつ所以の者」の終わりに「三軍既に或い且つ疑えば、則ち諸侯の難至る」もそれだ。
軍争篇と九地篇の両方にある「諸侯の謀を知らざる者、予め交わる能わず」は、ふだんから周囲の諸侯の動きに気をつけておれ、と危険信号を発したものだ。九変篇の利、害、業は、諸侯対策には多様な方法があると教えたものである。
2月11日、孫子一日一言の言葉です。
おはよございます。
諸侯、周りの国の動きを常に調べることが大事だということですね。
自分の会社が倒産したら自分のお客様はどの会社にいままで自分の店に頼んでいたものを頼むのか?ということを考えて自社の強みを知るというようなお話を聞きました。
そのように常に周囲のこと外部の環境を考えることはとても大事なことだと感じました。
常に情報を集めて現在の自分、自社のことを考える。
油断は禁物ですね~。
今日も一日がんばります。
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旭橋を愛する旭川市民です。名入れ印刷ばっかりする贈答品屋の(株)クボタ贈商とWEB販売の(株)ニムリスにて人生修行中です。旭川地域ポータルサイト「いいあさひかわ」もどうにかしたいっす。武士道の言葉「義、勇、仁、礼、誠、名誉、忠義」 が好きです。